本日は、Microsoft Wordのインデントの揃え方について説明します。
インデントとは、段落単位で文字の位置を揃える機能です。
インデントを説明する前にWordを使うには、必ず「行」と「段落」の違いについて
理解しておく必要があります。
最初に、行と段落について説明し、次にインデントを行うためのツールとしてWordのルーラ機能を説明します。
Wordの行と段落について
段落とは、段落記号を区切りとした、1つの文章のかたまりです。
Wordでは、エンターが区切りとなり、ひとつの段落となります。
改行マークから改行マークまでがひとつの段落になります。
下記の例では、2段落5行あります。

行とは、そのままですが、改行マークがあってもなくても1行は1行です。
下記の例だと段落と行はそれぞれいくつでしょうか
1段落5行です。

Wordのインデントを揃える機能 ルーラ
Wordのインデントを揃える方法は、段落単位で行います。
Wordのインデントの対象は3つです。
・段落の1行目
・段落の2行目以降(ぶら下がりインデント)
・段落の行全体
上記の3つの対象に対して、ルーラで操作を行います。
下記がルーラです。

Word ルーラの使い方
まずは、ルーラを表示してみましょう。
メニューから「表示」→「ルーラ」にチェックします。

文章の上部に定規のような目盛りがでます。これが「ルーラ」です。

Word ルーラ 1行目だけインデントする
下記の1つの段落で5行ある文章の1行目だけをインデント(字下げ)します。

ルーラの一番上を字下げしたいところまで動かします。赤枠部分です。
青の2行目以降、段落全体は動かしません。

Word ルーラ 2行目以降をインデント
続いて、2行目以降をインデントします。
赤枠は最初の位置で青枠だけ動かします。
動かす前に、2行目以降にマウスカーソルを持っていきます。(オレンジ色)

Word ルーラ 行全体をインデント
行全体(段落全体)をインデントするには、一番下を動かします。
一番下が動くと、1番目2番目も同じように動きます。

まとめ
本日は、Wordのインデントと操作方法(ルーラ)についての解説でした。