今回は、TeamsでPowerPointを使いプレゼンする時に発表者ツールを使う方法について解説します。
プレゼンの状況は、下記の2つを想定しています。
・パターン1 聴衆する相手が全員がTeamsの会議に参加している。自分が使用する画面は自分のパソコンの画面のみ。
・パターン2 聴衆する相手がTeamsの会議参加者と発表する場所にいる。自分が使用する画面は、自分のパソコンともうひとつ外部ディスプレイでスライドショーを映します。
プレゼン用のテスト資料を用意します。
PowerPointファイルを作成し、テストページを2ページ作成しました。
操作の概要
最初にパターン1とパターン2の操作の概要を記載します。後ほど図付きで説明します。
パターン1 相手は、Teamsのみの場合。
1.Teamsで会議に接続する。
2.PowerPointを開き、「Teamsでプレゼンテーション」ボタンを押す
3.OneDriveにPowerPointファイルをアップロードする。
4.PowerPointLiveが起動する。
この状態で自分は、発表者ツールが起動し、相手にはスライドショーの画面が表示されます。
パターン2 聴衆する相手がTeamsと発表する場所にいる。自分が使用する画面は、自分のパソコンともうひとつ外部ディスプレイ
1.PowerPointを開く。発表者モードにする。
2.Teamsで会議に接続する。
3.画面共有を行う。共有するのは、プレゼン用のウィンドウ。
この状態で自分は、発表者ツールが起動し、相手にはスライドショーの画面が表示されます。
パターン① TeamsでPowerPointの発表者ツール(スライドショー)の使い方
パターン1の想定は、自分が使用する画面は自分のパソコンの画面のみで、発表を聞く相手はすべてTeamsに接続し会議に参加しています。
まずは、自分のパソコンのTeamsを起動し、会議に参加します。
「今すぐ参加」をクリックします。
PowerPointのファイルを開きます。
「スライドショー」をクリックし、「Teamsでプレゼンテーション」をクリックします。
最初にOneDriveにファイルをアップするように促されます。
「保存」ボタンをクリックします。
Teamsのウィンドウがアクティブになり、下記の画面が表示されます。
「プレゼンテーション」ボタンをクリックします。
自分のパソコンには、下記のように発表者ツールが表示されます。
赤枠欄にTeamsで参加している方のディスプレイに表示されている画面です。
青枠は、ページです。
黄色枠は、事前に入力した自分のメモです。
下記は、相手に表示されている画面です。
全画面でスライドショーの表示です。
パターン② 聴衆する相手がTeamsの会議参加者と発表する場所にいて、外部ディスプレイでも表示
パターン2の想定は、発表を聞く相手はTeamsに接続し会議に参加した人と、現地で外部ディスプレイに映ったスライドショーを見るといった状況です。
最初にPowerPointを起動し、発表者ツールを起動します。
自分のパソコンには、「発表者ツール」が表示され、外部ディスプレイには、「スライドショー」が表示されていることを確認します。
自分のパソコンの画面に表示される発表者ツール
外部ディスプレイに表示されるスライドショー
この状態でTeamsを起動し、会議に参加します。
「共有」ボタンをクリックします。
ウィンドウをクリックします。
ウィンドウから「スライドショー」を選択します。
これでTeamsの会議に参加している人のパソコンの画面には下記のようにスライドショーが表示されます。
これで、
自分のパソコンには、「発表者ツール」
外部ディスプレイには、「スライドショー」
Teamsで参加している人にも「スライドショー」が表示されます。
まとめ
TeamsでPowerPointの発表者ツール(スライドショー)の使い方について解説しました。