本日は、PowerShellで簡単なオブジェクト指向の例を作成し、解説します。
PowerShellでオブジェクト指向 作成例
早速ですが、Personクラスを作成します。
Personクラスには、NameとAgeの2つのプロパティがあります。
また、Personクラスのコンストラクタは$nameと$ageの2つの引数を受け取り、
それぞれの値を対応するプロパティに代入しています。
ToStringメソッドは、オブジェクトの文字列表現を返すために定義されています。
この例では、ToStringメソッドは名前と年齢を含む文字列を返します。
最後に、Personクラスのインスタンスを作成し、プロパティにアクセスして値を表示し、ToStringメソッドを呼び出してオブジェクトの文字列表現を表示しています。
class Person {
# プロパティ
[string]$Name
[int]$Age
# コンストラクタ
Person([string]$name, [int]$age) {
$this.Name = $name
$this.Age = $age
}
# メソッド
[string] ToString() {
return "Name: $($this.Name), Age: $($this.Age)"
}
}
# Personクラスのインスタンスを作成
$person = [Person]::new("John Doe", 30)
# プロパティにアクセス
Write-Host "Name: $($person.Name)"
Write-Host "Age: $($person.Age)"
# メソッドの呼び出し
Write-Host $person.ToString()
では、メモ帳を起動して、下記を記載します。
メモ帳に記載したら、実行してみましょう。
下記のように表示されるはずです。
まとめ
本日は、PowerShellで簡単なオブジェクト指向のサンプルを解説いたしました。