本日は、PowerShellの代表的なオブジェクトについてサンプル例を交えて解説いたします。
代表的なオブジェクトは下記になります。
Get-Process: 実行中のプロセスを表示します。
Get-Service: 実行中のサービスを表示します。
Get-EventLog: イベントログエントリを表示します。
Get-Content: ファイルの内容を表示します。
Set-Content: ファイルに内容を書き込みます。
Get-Processについて
Get-Processコマンドは、PowerShellで実行中のプロセスの一覧を取得するために使用されます。
このコマンドを実行すると、現在実行中のすべてのプロセスの一覧が表示されます。デフォルトでは、プロセスの名前、ID、スレッド数、ハンドル数などの基本情報が表示されます。
Get-Serviceについて
Get-Processコマンドは、PowerShellで実行中のプロセスの一覧を取得するために使用されます。
このコマンドを実行すると、現在実行中のすべてのサービスの一覧が表示されます。デフォルトでは、サービスの名前、表示名、状態(Running、Stoppedなど)などの基本情報が表示されます。
Get-EventLog について
Get-EventLogコマンドは、PowerShellでイベントログのエントリを取得するために使用されます。
Get-EventLog -LogName “ログ名”
このコマンドを実行すると、指定したログ名(”ログ名”)のエントリが表示されます。
Get-Contentについて
Get-Contentコマンドは、PowerShellでテキストファイルの内容を読み取るために使用されます。
以下に、Get-Contentコマンドの一般的な使い方とよく使用されるオプションを説明します。
基本的な使用法: Get-Content -Path “ファイルのパス”
ファイルの内容を行ごとに処理:
Get-Content -Path “ファイルのパス” | ForEach-Object { # 行ごとの処理をここに記述 $_ # 各行の内容が $_ に格納されます }
Get-Content -path C:\Users\user\Desktop\textsplit\output1.txt | foreach-object { $_ -replace(1,2)}
※output1.txtを1行ずつ読み取り、1を2に置換して表示します。
Set-Content について
Set-Contentコマンドは、PowerShellでテキストファイルにデータを書き込むために使用されます。
基本的な使用法: Set-Content -Path “ファイルのパス” -Value “書き込むデータ”
Set-Content -path C:\Users\user\Desktop\textsplit\output1.txt -value 3
output1.txtに3を記載します。
補足です。追記する場合は、Add-Contentを使います。
追記モードで書き込む: ADD-Content -Path “ファイルのパス” -Value “追記するデータ”
ADD-Content -path C:\Users\user\Desktop\textsplit\output1.txt -value 2
まとめ
本日は、PowerShellの代表的なオブジェクトの解説の1回目でした。