バッチコマンドでCドライブの空き容量を確認する方法 dir wmic

今回は、コマンドプロンプトからdirコマンドとwmicコマンドを使用して、WindowsのCドライブの空き容量を確認する方法を解説します。

DIR コマンドを使ってCドライブの空き容量を確認する。

DIRコマンドとは?
dirコマンドは、Windowsのコマンドプロンプトでファイルやフォルダの一覧を表示するための基本的なコマンドです。
特定のフォルダ内のファイル名、サイズ、作成日時などを一覧表示したり、ドライブ全体の空き容量を確認したりすることができます。

dirコマンドの基本的な使い方
 dir [ドライブ名][パス][ファイル名] [/オプション]

ドライブ名:
調べたいドライブを指定します(例:C:)。省略すると、現在のドライブが対象となります。
パス: 特定のフォルダを指定します(例:\Documents)。
ファイル名: 特定のファイル名で検索します(例:*.txt)。
/オプション: さまざまな表示形式や条件を指定するためのオプションです

/b: ファイル名のみを表示します。
/ad: ディレクトリ(フォルダ)のみを表示します。
/a: すべてのファイルを表示します(隠しファイルなど)。
/s: サブフォルダも含めて表示します。
/o: 並び順を指定します(例:/on 名前順)。
/t: 表示する情報を指定します(例:/tc 作成日時)

今回、Cドライブの空き容量の確認のために使います。/sオプションを使い、Cドライブのルートからすべてのサブフォルダに対してDirを実行します。
下記のコマンドを実行します。
Dir c:\ /s

ファイルの一覧がたくさん表示されるため、ほしい情報である空き容量の部分だけを表示させるために
上記コマンドに findstr “空き容量”というコマンドを追加します。

Dir c:\ /s | findstr “空き容量”

実行結果です。

エクスプローラから空き容量を確認したところ、同じ数値になっています。

注意点としては、dirコマンド実行から結果が表示されるまでに時間がかかることです。
すぐに結果が欲しい場合は、下記のwmicコマンドから確認するほうが早いです。

WMICコマンドでCドライブの空き容量を確認する

WMICコマンドでCドライブの空き容量を確認する方法です。
WMICは、Windowsのシステム情報を取得したり、システムを管理するためのコマンドです。
システムのハードウェア、ソフトウェア、サービス、イベントなど、幅広い情報を取得することができます。

今回は、ドライブの空き容量を確認するため、以下のコマンドを実行します。
wmic logicaldisk get name,size,freespace

実行結果です。
CドライブのFreeSpaceが151015448576となっており、dirコマンドの空き容量と若干違いますが、
GBにすると空き容量が140GBとなり、ほぼ同じ値です。(151015448576/1024/1024/1024/1024)

Cドライブのみ表示したい場合は、下記のコマンドになります。
wmic logicaldisk where name=”C:” get size,freespace

まとめ

今回は、DirコマンドとWMICコマンドを使用して、Cドライブの空き容量を確認する方法についてでした。

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