結婚内祝いを贈る際には、お世話になった方々へ感謝の気持ちを伝えるお礼状を添えるのが礼儀です。適切な言葉遣いや内容を選ぶことで、より温かい気持ちが伝わります。本記事では、結婚内祝いのお礼状の書き方やマナー、実際に使える文例を10個ご紹介します。初めて書く方でも簡単に作成できるポイントが満載ですので、ぜひご参考ください。
結婚内祝いのお礼状とは？その役割と重要性
結婚内祝いのお礼状は、結婚祝いをいただいた方々への感謝を伝える重要なツールです。贈り物だけでなく、言葉として感謝を伝えることで、相手への誠意がより伝わります。
お礼状の役割
- 感謝の表明
いただいたお祝いへの感謝を、丁寧な言葉で表現します。 - 新生活のご報告
「無事に新しい生活をスタートしました」といった報告を添えることで、近況を共有します。 - 贈り物の説明
内祝いの品について一言添えると、相手に親しみやすさを感じてもらえます。
結婚内祝いのお礼状を書く際の基本マナー
結婚内祝いのお礼状を作成する際には、以下のマナーを守ることが大切です。
1. 手書きの温かみを大切に
できるだけ手書きで書くことで、より心のこもった印象を与えられます。ただし、時間がない場合は印刷やメールでも失礼にはあたりません。
2. 適切なタイミングで送る
結婚内祝いを発送する際に同封するのが一般的ですが、遅くとも1か月以内には送付しましょう。
3. 丁寧な言葉遣い
敬語や謙譲語を適切に使い、感謝の気持ちを伝えることが重要です。
結婚内祝いのお礼状の構成とポイント
お礼状には基本的な構成があります。この形式に沿って書くことで、読み手にとってわかりやすく、丁寧な印象を与えられます。
1. 頭語と時候の挨拶
冒頭に「拝啓」や「謹啓」といった頭語を使い、季節に合った挨拶を添えます。
2. 感謝の言葉
結婚祝いをいただいたことへの感謝を述べます。
3. 結婚報告と近況
新しい生活の様子や、相手への感謝の思いを交えたエピソードを加えると良いでしょう。
4. 内祝いの品の説明
「ささやかですがお楽しみいただければ幸いです」といった一言を添えると親しみが伝わります。
5. 結びの挨拶
相手の健康や幸せを祈る言葉で締めくくります。
結婚内祝いのお礼状の文例10選
文例1：基本のフォーマルなお礼状
拝啓
この度は結婚のお祝いをいただき、誠にありがとうございました。おかげさまで、無事に新しい生活をスタートすることができました。
感謝の気持ちを込めまして、ささやかながら内祝いの品をお送りさせていただきます。どうぞお納めいただければ幸いです。
これからもご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
敬具
文例2：親しい友人へのお礼状
○○ちゃん
先日は素敵な結婚祝いをありがとう！とても嬉しかったよ。おかげで新生活がスタートできたよ。
ささやかだけど、感謝の気持ちを込めて内祝いを送らせてもらいました。気に入ってもらえると嬉しいな。
これからもよろしくね！また近いうちに会えるのを楽しみにしてるよ。
文例3：会社の上司へのお礼状
拝啓
この度は私どもの結婚に際しまして、心温まるお祝いをいただき、誠にありがとうございました。
おかげさまで、夫婦ともども新しい生活を順調にスタートすることができました。ささやかではございますが、内祝いの品をお送りいたしましたので、どうぞお受け取りくださいませ。
今後とも変わらぬご指導を賜りますようお願い申し上げます。
敬具
文例4：親戚へのお礼状
拝啓
この度は結婚のお祝いをいただき、ありがとうございました。○○さんからのお心遣いに、夫婦ともども大変感激しております。
新生活を無事にスタートさせることができましたのも、皆様の温かい応援のおかげと深く感謝しております。
ささやかながら内祝いの品をお送りしましたので、お納めいただければ幸いです。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
敬具
文例5：遠方の方へのお礼状
拝啓
この度は結婚のお祝いをいただき、誠にありがとうございました。遠方にお住まいの中、私たちのことを気にかけてくださり、とても嬉しく思います。
感謝の気持ちを込めて、内祝いの品をお送りいたしました。ささやかなものですが、気に入っていただければ幸いです。
これからも夫婦ともどもどうぞよろしくお願い申し上げます。
敬具
文例6：カジュアルな親しい間柄へのお礼状
○○さん
結婚のお祝い、本当にありがとう！新生活はまだバタバタしているけど、少しずつ落ち着いてきたよ。
内祝いとしてささやかな品を送らせてもらいました。ぜひ楽しんでね。
これからも仲良くしてね。また近々会えるのを楽しみにしています！
文例7：恩師へのお礼状
拝啓
この度は私たちの結婚に際しまして、温かいお祝いをいただき、ありがとうございました。
先生からの励ましのお言葉に、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。ささやかながら内祝いの品をお送りしましたので、ご笑納いただければ幸いです。
これからも温かく見守っていただけますと幸いです。
敬具
文例8：短いお礼状（手書きカード向け）
○○様
この度は素敵なお祝いをいただき、ありがとうございました。
感謝の気持ちを込めて、内祝いの品をお送りしました。どうぞお受け取りくださいませ。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
文例9：結婚式に参加できなかった方へのお礼状
拝啓
この度は心温まるお祝いをいただき、ありがとうございました。お式にはご出席いただけず残念でしたが、温かいお心遣いに夫婦ともども大変感謝しております。
内祝いとしてささやかな品をお送りしましたので、どうぞお納めくださいませ。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
敬具
文例10：特別な贈り物をいただいた方へのお礼状
拝啓
この度はご丁寧なお祝いをいただき、誠にありがとうございました。いただいた○○は新生活において大切に活用させていただいております。
感謝の気持ちを込めて、ささやかながら内祝いの品をお送りしましたので、どうぞお受け取りくださいませ。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
敬具
結婚内祝いのお礼状で感謝を形に
お礼状は、結婚内祝いとともに感謝を伝える大切なツールです。本記事でご紹介した文例やポイントを参考に、相手に合わせた心のこもった文章を作成してください。感謝の言葉をしっかり届けることで、これからの関係をより深めるきっかけになるでしょう。