インターネット回線の種類と方式を完全整理|光回線・ADSL・Wi-Fiの違いが一目でわかる解説

インターネット回線について調べていると、「光回線」「ADSL」「CATV」「モバイル回線」「ホームルーター」「FTTH」「VDSL」など、さまざまな用語が出てきます。
しかし、それぞれが何を意味し、どう違うのかを正しく理解できている人は多くありません。

なんとなく速そう、なんとなく古そう、というイメージだけで選んでしまうと、「思ったより遅い」「使いづらい」「無駄に高い」といった後悔につながりがちです。

本記事では、回線の種類・方式に関する用語を中心に、意味・特徴・向いている人をわかりやすく整理します。
最初に全体像を「表」で把握し、その後に各用語を詳しく解説する構成になっていますので、初心者の方でも安心して読み進められます。


回線の種類・方式に関する用語を一覧で整理

まずは、今回解説する用語を全体像が一目でわかる表にまとめます。

用語分類概要主な特徴現在の主流度
光回線固定回線光ファイバーを使う回線高速・安定
ADSL固定回線電話線を使う回線低速・終了済×
CATV固定回線ケーブルテレビ網共有型
モバイル回線無線回線携帯電話回線持ち運び可
ホームルーター無線回線据え置き型モバイル工事不要
ポケットWi-Fi無線回線持ち運び型Wi-Fi携帯性重視
固定回線分類概念家に引く回線安定性重視
無線回線分類概念電波通信工事不要
有線回線分類概念ケーブル通信安定・高速
FTTH光回線方式光を家まで引く最速・安定
VDSL光回線方式建物内が電話線速度に限界

この表を頭に入れてから、以下の解説を読むと理解が深まります。


光回線とは何か

光回線とは、光ファイバーケーブルを使って通信を行う固定回線のことです。
現在、日本の家庭用インターネット回線の中心となっています。

特徴

  • 通信速度が速い
  • 通信が安定している
  • 同時接続に強い

動画視聴、オンライン会議、ゲーム、クラウド作業など、現代のインターネット利用に最も適した回線です。


ADSLとは何だったのか

ADSLは、電話回線(メタル回線)を使ったインターネット回線です。
かつては主流でしたが、現在はすでにサービス終了しています。

特徴

  • 下りと上りの速度差が大きい
  • 距離によって速度が大きく変わる
  • 現在は利用不可

ADSLは、光回線普及前の過渡期の技術といえます。


ケーブルテレビ回線(CATV)とは

CATV回線は、ケーブルテレビ用の同軸ケーブルや光ケーブルを使った回線です。
テレビ・電話・インターネットをまとめて契約できる点が特徴です。

特徴

  • 回線を複数世帯で共有
  • 利用時間帯により速度が変動
  • テレビ視聴と相性が良い

通信速度よりも、テレビサービスを重視する家庭に向いています。


モバイル回線とは何か

モバイル回線とは、携帯電話と同じ通信網を使うインターネット回線です。
スマートフォンだけでなく、Wi-Fi機器にも使われています。

特徴

  • 工事不要
  • 場所を選ばず使える
  • 通信制限がある場合も多い

外出先や一時的な利用に向いています。


ホームルーターとは

ホームルーターは、自宅に置くだけで使える据え置き型のモバイル回線端末です。

特徴

  • 工事不要
  • コンセントに挿すだけ
  • 固定回線より安定性は劣る

「すぐネットを使いたい」「工事ができない住宅」に向いています。


ポケットWi-Fiとは

ポケットWi-Fiは、持ち運び可能な小型Wi-Fi端末です。

特徴

  • 外出先でも使える
  • バッテリー駆動
  • 通信量に制限があることが多い

外出が多い人や短期間利用に向いています。


固定回線とは何か

固定回線とは、自宅や建物に引き込んで使う回線の総称です。

含まれる回線

  • 光回線
  • CATV回線
  • (過去にはADSL)

速度・安定性を重視する人に向いています。


無線回線とは何か

無線回線とは、電波を使って通信する回線です。

含まれる回線

  • モバイル回線
  • ホームルーター
  • ポケットWi-Fi

工事不要で使える反面、安定性では固定回線に劣ります。


FTTHとは何か

FTTHとは、光ファイバーを直接住宅まで引き込む方式です。

特徴

  • 現在の光回線の主流
  • 高速・低遅延
  • 安定性が高い

「光回線=FTTH」と考えて問題ありません。


VDSLとは何か

VDSLは、建物の共用部まで光、室内は電話線を使う方式です。

特徴

  • マンションで多い
  • FTTHより速度が出にくい
  • 建物設備に依存

「光回線なのに遅い」と感じる原因になることがあります。


それぞれの回線方式はどんな人に向いているか

  • 速度・安定性重視 → 光回線(FTTH)
  • 工事ができない → ホームルーター
  • 外出先利用 → ポケットWi-Fi
  • テレビ重視 → CATV
  • 短期利用 → モバイル回線

用途に合わない回線を選ぶことが、失敗の最大要因です。


まとめ

インターネット回線の用語は多く、混乱しがちですが、
「固定か無線か」「有線か無線か」「光をどこまで引いているか」という視点で整理すると理解しやすくなります。

  • 現在の主流は光回線(FTTH)
  • 無線回線は手軽さ重視
  • 回線方式によって速度と安定性は大きく変わる

基礎用語を正しく理解することで、自分に合った回線選びができるようになります。
本記事が、インターネット回線を選ぶ際の判断材料になれば幸いです。

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