Googleマップには、自分だけのオリジナル地図が作れる「マイマップ」という便利な機能があります。旅行の行き先をまとめたり、営業先のルートを整理したり、趣味のカフェ巡りリストを視覚的にまとめたりと、使い方は無限大。
本記事では、マイマップの基本的な作成方法から応用活用まで、画像を交えながらわかりやすく解説します。スマホだけでなくパソコンでも使えるので、地図をもっと便利に使いたい方は必見です。
マイマップとは?基本機能と活用シーン
マイマップは、Googleマップの「カスタム地図」作成ツールです。自分で場所をピンで追加したり、ルートを描いたり、色分けやメモの挿入もできます。
主な活用シーン:
- 旅行の観光地プランニング
- 営業ルートや訪問先リスト
- カフェやレストランの備忘録
- 地域イベントや店舗案内の配布資料
- 登山・ドライブのルート設計 など
基本的には無料で利用でき、Googleアカウントさえあればすぐに作成可能です。
マイマップの作り方(パソコン版)
まずはPCを使ったマイマップ作成方法をステップバイステップで紹介します。
ステップ1:マイマップにアクセス
- ブラウザで「Google マイマップ」と検索、または以下URLにアクセス:
👉 https://www.google.com/maps/d/ - Googleアカウントにログインします。
ステップ2:新しい地図を作成
画面左上にある「+新しい地図を作成」をクリックします。
ステップ3:地図のタイトルと説明を入力
左上「無題の地図」をクリックし、名前と説明文を入力します。
例:「福岡旅行プラン2025」「観光・グルメ・宿泊の位置情報まとめ」
ステップ4:場所を検索して追加
検索ボックスに地名や施設名を入力し、地図に表示されたら「地図に追加」をクリック。必要に応じてアイコンや色を変更できます。
ステップ5:レイヤーの活用
マイマップでは「レイヤー」という階層ごとに場所を分類できます。
例:
- レイヤー1:観光スポット
- レイヤー2:グルメ
- レイヤー3:宿泊先
マイマップの作り方(スマホ版)
スマートフォンからもGoogleマップを活用してマイマップを見ることは可能ですが、マップの新規作成・編集はスマホアプリからは非対応です。
ただし、ブラウザ版(Chromeなど)でPC版サイトを表示することで閲覧・簡易操作が可能です。
スマホからのアクセス手順:
- スマホのブラウザで「Google マイマップ」にアクセス
- 右上メニューから「PC版サイトを表示」に切り替える
- 地図の閲覧、位置情報の確認が可能
※作成や詳細な編集はパソコンを推奨します。
マイマップを共有・埋め込む方法
マイマップは他の人と共有したり、ウェブサイトに埋め込んだりできます。
共有方法
- 画面右上の「共有」ボタンをクリック
- 「リンクを知っている全員が表示可」に設定することで、URLを渡せば誰でも見られるようになります
- 特定の人とだけ共有する場合は、Googleアカウントのメールアドレスを追加
埋め込み方法
- 「・・・」メニューから「地図を埋め込む」を選択
- 表示されるコードをコピーして、ブログやホームページのHTMLに貼り付け
マイマップ活用の実例アイデア
活用の幅はアイデア次第で広がります。以下に実際に人気の使い方をいくつか紹介します。
旅行計画に
観光名所を色別で分類し、ルート順に並べれば、無駄のない旅程に。食事や宿泊地もまとめられて便利です。
イベント運営に
会場案内・駐車場・避難場所などをマイマップで表示すれば、案内資料としても有効。
不動産・営業資料として
営業ルート、物件分布、見込み顧客エリアなどを可視化して資料化。印刷用にもPDFでエクスポート可能です。
マイマップをPDFや画像にするには?
マイマップ自体には「PDF出力機能」はありませんが、次の方法で対応可能です。
方法1:ブラウザで印刷
- マップの画面を開き、Ctrl+P(印刷)を押す
- プリンタに「PDFに保存」を選択すれば、PDFとして保存可能
方法2:スクリーンショット
画面を画像として保存する方法もあります。
解像度にこだわる場合は、フルスクリーンで表示してからスクリーンショットを撮るのがおすすめです。
マイマップを使う上での注意点
- スマホアプリでは新規作成不可
- あまりに多くのピンを打つと表示が重くなる
- 商用利用の場合はGoogleの利用規約を確認すること
- 非公開に設定しておかないと誰でも見られる可能性あり
まとめ
Googleマイマップは、直感的な操作でオリジナル地図が作れる強力なツールです。旅行、仕事、趣味、日常の整理など、さまざまな場面で活躍します。
初めての方でも簡単に使えるうえに、共有や埋め込みも可能。地図を「自分だけの情報ツール」にカスタマイズして、情報管理をもっと楽しく・効率的にしてみませんか?