Googleマップで自宅を変更する方法|スマホ・PCどちらも解説

Googleマップでは、よく行く場所を「自宅」や「職場」として登録することができます。特に、自宅の登録は日常的に役立つ機能です。たとえば、「自宅までの経路」や「現在地から自宅までの所要時間」などがすぐに確認できるため、非常に便利です。
しかし、引っ越しなどで住所が変わった際には、登録していた自宅情報を更新する必要があります。この記事では、スマートフォンとパソコンの両方で、自宅の場所を変更する具体的な手順をわかりやすく解説します。
Googleマップの操作に不慣れな方でも安心して手順を追えるよう、図解なしでも理解できるよう丁寧に説明しています。


Googleマップで「自宅」を設定する理由とは?

Googleマップで「自宅」を登録すると、以下のようなメリットがあります。

  • 経路検索時に「自宅」と入力するだけで目的地設定が完了
  • Googleアシスタントやスマートスピーカーとの連携で「自宅に帰る」と音声操作できる
  • 通勤時間や交通状況が自動で通知される
  • スマートフォンのウィジェットに「自宅までの所要時間」が表示される

このように、自宅を設定しておくことで、日常の移動や生活がより効率的になるのです。


スマホ(Android/iPhone)で自宅を変更する手順

スマートフォンのGoogleマップアプリを使って自宅を変更するには、以下の手順に従ってください。

手順1:Googleマップを起動

まず、スマートフォンでGoogleマップのアプリを開きます。iPhoneでもAndroidでも、操作方法はほぼ同じです。

手順2:保存済みの場所を表示

画面下のメニューから「保存済み」をタップします。
「ラベル付き」というカテゴリの中に「自宅」「職場」などが表示されているはずです。

手順3:「自宅」を編集

「自宅」の横にある「…(縦の三点)」や鉛筆マークをタップすると、編集画面に移動します。
「地図で場所を選択」または「住所を入力」する画面が表示されるので、新しい住所を入力しましょう。

手順4:場所を選択して保存

検索で出てきた正しい場所をタップして選び、「保存」を押します。
これで自宅の変更は完了です。


パソコン(Web版)から自宅を変更する方法

パソコンのGoogleマップ(https://www.google.co.jp/maps)でも、同様に自宅を変更できます。

手順1:Googleマップを開く

Googleアカウントでログインした状態で、Googleマップを開きます。

手順2:検索バーの左メニューを開く

画面左上の「≡(メニューアイコン)」をクリックし、「保存済み」を選択します。

手順3:「ラベル付き」を選択

「保存済み」画面が開いたら、「ラベル付き」タブをクリックし、自宅を表示します。

手順4:自宅を編集

「自宅」の右横に表示される鉛筆マーク(編集アイコン)をクリックし、新しい住所を入力します。
地図上で直接ピンを立てて選択することも可能です。

手順5:保存する

変更内容を確認し、「保存」をクリックして完了です。


「自宅」が表示されない・変更できない場合の対処法

Googleアカウントにログインしていない

自宅を設定・変更するには、Googleアカウントにログインしている必要があります。
複数アカウントを利用している場合は、対象アカウントにログインしているか確認してください。

アプリのバージョンが古い

Googleマップアプリが古いと、正しく操作できないことがあります。
App StoreやGoogle Playで最新バージョンにアップデートしてください。

キャッシュのクリア

設定が反映されない場合、キャッシュのクリアで解決することがあります。
スマホの設定メニューから「アプリ」>「Googleマップ」>「ストレージ」>「キャッシュを消去」を試してください。


複数の「自宅」候補が出てきた時の対処法

Googleマップは履歴などから自動的に候補を提示することがあります。
以下の方法で不要な候補を削除または修正できます。

  • 自宅として間違って登録された場所は、「ラベルを削除」で消す
  • 正しい自宅だけを残すように編集する

また、Googleアカウントの「ロケーション履歴」や「タイムライン」機能をオフにすることで、候補の自動生成を抑制できます。


自宅の変更が他のGoogleサービスに与える影響

自宅の変更は、Googleマップだけでなく以下のサービスにも影響します。

  • Googleカレンダー:移動時間の自動調整
  • Googleアシスタント:音声操作での案内先
  • Google検索:「近くのカフェ」などの検索結果に影響
  • Nest(スマートデバイス):自動化トリガーの条件として使われる

つまり、自宅の情報を正確にしておくことで、Googleサービス全体の利便性が向上するのです。


自宅の場所がピンポイントで指定できないときの工夫

まれに、マンションの部屋番号まで入力してもピンが正しく立たない場合があります。その場合は以下の方法を試してみてください。

  • 地図上でピンを長押しして微調整
  • 近くの建物名や目印を入力して絞り込む
  • 住所に「○○号室」など詳細情報を追加する

Googleマップは郵便番号やランドマークでも位置を特定できるので、臨機応変に使ってください。


まとめ:自宅変更でGoogleマップをもっと便利に

Googleマップで自宅の場所を設定・変更するのは非常に簡単で、スマホでもパソコンでも数分で完了します。
自宅の情報を正確に登録しておくことで、経路検索や音声操作、他のGoogleサービスとの連携がスムーズになり、日常生活の効率が格段にアップします。

引っ越し後や地図情報が間違っていた場合には、この記事を参考にすぐに更新しておきましょう。

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