Windows10 フォルダ・ファイル名の259文字越えた時のエラー

本日は、Windows10のファイルやフォルダの文字数の制限について解説します。
ネットで調べたところ256文字、260文字の制限があるという記事が多くみられます。

今回は、Windows10 20H2で検証を行います。
余計なエラーを起こさないためにも、フォルダーやファイル名の長さは注意したほうがいいですね。

ファイル名の長さとは 

ちなみに、ファイル名の長さはどこからどこまでかを最初に整理します。
下記の画像の場合だと、フォルダの最初の赤枠「C:\Users\user\Destop\1\」
青枠「2.txt」を合わせた文字数になります。
今回の場合だと、「28文字」です。

ファイル名の長さの制限

では、制限がどこまでか、制限を超えた場合どのようなエラーが出るのか検証します。
下記のような状態を作成しました。文字数は、252文字になります。

C:\Users\user\Desktop\1234567890\1234567890\1234567890\1234567890\1234567890\1234567890\1234567890\1234567890\1234567890\1234567890\1234567890\1234567890\1234567890\1234567890\1234567890\1234567890\1234567890\1234567890\1234567890\1234567890\1234567890

そこにExcel,Word,PDF,テキストファイルを作成します。
「1.xlsx」のファイル名は6文字なので合計258文字です。
「12.xlsx」,「12.docs」「123.pdf」「123.txt」のファイル名は7文字なので合計259文字です。
順番に開いてみます。

1.xlsxを開きます。特に問題なく開きます。

「12.xlsx」を開きます。エラーが発生します。親切なエラー内容でわかりやすいですね。
ファイルパスが259文字を超えているため、ファイルを開くことができません。
パスまたはファイル名を短くしてみてください。

PDFファイルをAdobeReaderで開きます。こちらもエラーが発生しました。
この文書を開くときにエラーが発生しました。アクセスが拒否されました。

補足ですが、上記状態のPDFファイルをEdgeやChromeで開くと、エラーが出ずに開けました。

続いて、Wordを開きます。こちらは何もエラーが出ずに起動ができません。

最後にテキストファイルを開きます。こちらは正常に開きました。

まとめ

文字数の制限があるのは、わかりましたが、アプリケーションによって微妙に動きが違いますね。
しかし、制限がある以上文字数はなるべく長くならないように気を付けるべきかと感じます。

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