毎日の生活に欠かせない日用品。シャンプーや洗剤、トイレットペーパーやティッシュなど、スーパーやドラッグストアで少しずつ購入している方も多いでしょう。
しかし近年はネット通販の普及により、「まとめ買いで安くなる」「重たいものを玄関まで届けてもらえる」というメリットから、ネットで日用品をまとめて買う人が増えています。
ただし、「まとめ買い=必ずお得」とは限りません。価格比較や送料、保管場所の問題など、事前に知っておきたいポイントも存在します。
この記事では、ネットで日用品をまとめ買いするメリットとデメリット、実際にお得に買うためのコツ、さらにおすすめの利用シーンについて詳しく解説していきます。
ネットで日用品をまとめ買いするメリット
ネット通販を利用して日用品をまとめ買いする最大のメリットは「コスト削減」と「利便性」です。
まず、まとめ買いをすると単品で購入するよりも1個あたりの単価が安くなることが多いです。特に洗剤やティッシュなどの消耗品は、10個セットやケース単位で販売されているため、店舗で買うよりも安上がりになります。
さらに、ネットなら自宅まで届けてくれるため、重たいペットボトル飲料やかさばるトイレットペーパーを持ち帰る手間がありません。買い物の頻度を減らせるので、忙しい共働き世帯や小さな子どもがいる家庭にも適しています。
また、通販サイトのポイント制度やセール時期を活用すれば、さらに割引や還元が受けられるのも魅力です。
まとめ買いのデメリットと注意点
一方で、まとめ買いにはデメリットも存在します。代表的な注意点は以下の通りです。
- 保管場所の問題
大量に購入すると、自宅での収納スペースを圧迫します。特にワンルームや収納が少ない住宅では、段ボールが積み上がって邪魔になることもあります。 - 消費期限のある商品の扱い
食品や洗剤の一部には使用期限があります。安いからといって買いすぎると使い切れず、かえって無駄になる可能性があります。 - 価格変動のリスク
ネット通販はタイミングによって価格が変動します。まとめ買いをした直後にセールが始まると、「もっと安く買えたのに」と損をした気持ちになることもあります。 - 支払い額が大きくなる
まとめて購入する分、1回の支払いが高額になりやすいです。家計管理をしている人は、予算オーバーにならないよう注意が必要です。
お得にまとめ買いをするためのコツ
ネットで日用品をまとめ買いする際には、ちょっとした工夫でさらにお得になります。
価格比較を必ず行う
同じ商品でも、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで価格が違います。送料込みの金額で比較し、最安値を選びましょう。
定期便サービスを活用する
Amazonの「定期おトク便」や楽天の定期購入サービスでは、一定の割引が適用されます。さらに自動で商品が届くので、買い忘れ防止にもなります。
セールやキャンペーンを狙う
年に数回開催される大規模セール(Amazonプライムデーや楽天スーパーセールなど)は、日用品をまとめ買いする絶好のチャンスです。ポイント還元率が高まる時期を狙えば、実質価格を大幅に抑えることができます。
クーポンやポイントを併用する
ネットショップのクーポンやポイント制度を活用するとさらにお得です。特に楽天市場はポイント倍率が上がる日を狙うのが効果的です。
本当に必要なものだけを買う
「安いから」といって不要なものまで購入するのは逆効果。消費スピードや保管スペースを考え、本当に使うものだけを買うことが鉄則です。
まとめ買いに向いている日用品と不向きな日用品
まとめ買いに適している商品とそうでない商品があります。
- まとめ買い不向き商品
生鮮食品、使用期限が短い食品、収納に困る大きな家電など。 - まとめ買い向き商品
使用頻度が高く保存期間が長いもの。
トイレットペーパー
ティッシュ
洗剤
シャンプー
歯磨き粉
飲料水
缶詰など
用途やライフスタイルに合わせて選ぶことで、まとめ買いのメリットを最大限に活かせます。
ネットと実店舗を上手に使い分ける
ネットでのまとめ買いは便利ですが、実店舗にもメリットがあります。実際に手に取って品質を確認できる、即日で手に入る、少量だけ欲しいときにすぐ買えるなどです。
賢い買い方は、「まとめ買いはネット、急ぎや少量は実店舗」と使い分けることです。例えば、洗剤や紙製品はネットでまとめ買いし、牛乳や野菜などの生鮮食品はスーパーで購入するなど、バランスを取ると無駄がありません。
まとめ
ネットでの日用品まとめ買いは、上手に活用すれば家計と生活を大きく助けてくれる手段です。
価格比較やセールの活用、定期便の利用などを取り入れることで、さらに効率よく節約できます。
ただし、保管場所や消費期限、支払い額などに注意しながら、本当に必要なものを選ぶことが重要です。
ネットと実店舗の両方をうまく組み合わせ、自分のライフスタイルに合った方法で日用品を購入していきましょう。