今回は、話相手のことを知るために質問する方法についてです。
「返報性の法則」を使い質問する方法です。
返報性の法則は、相手が何かを受け取った場合、その行為に応じてお返しをしたいと感じる心理に基づいています。
返報性の法則を利用して、相手から情報を引き出すには、まず自分から少しだけ個人的な情報を共有することで、相手に安心感を与えます。これにより、相手も自然と自分のことを話すようになることが多いです。
ポイント
・自分の情報を具体的に提供する
具体的なエピソードを話すことで、相手が話しやすくなります。
・オープンクエスチョンを投げかける
「〇〇さんはどうですか?」という形で、自然に相手の話を引き出します。
・リアクションをしっかりする
相手が話した内容に対して興味を持ち、「それはすごいですね」など共感を示すと、さらに会話が広がります。
会話例 「返報性の法則」で相手に質問する方法
あなた: 「最近、ランチで新しいカフェに行ったんですけど、雰囲気も良くて、ランチセットも美味しかったんですよ。〇〇さんも最近、新しいお店とか行きました?」
相手: 「あ、それいいですね!実は最近、家の近くに新しいレストランができて…」
あなた: 「旅行が好きで、この前は〇〇に行ったんですけど、自然がすごく綺麗でした。△△さんは最近どこか行きましたか?」
相手: 「そうなんですね!実は先月、〇〇に行ってきて…」
あなた: 「最近、仕事で新しいプロジェクトを任されたんですけど、少し大変だけどやりがいがあります。〇〇さんは最近何かチャレンジしていることありますか?」
相手: 「それはすごいですね!私も今、〇〇のプロジェクトに取り組んでいて…」
あなた: 最近、運動を始めたんですけど、続けるのがなかなか難しくて。○○さんは何か運動とかされてますか?
相手: ああ、運動ですか。実は、週に2回ジョギングをしてます。
あなた: 昨日、家族と一緒に映画を見たんですけど、すごく感動しちゃいました!○○さんは最近、何か面白い映画とか見ましたか?
相手: 映画いいですね!最近だと、○○って映画を見ました。すごく良かったです。
あなた: 先週末、○○で友達と遊んだんですけど、すごく楽しかったです。○○さんは週末はどんなふうに過ごしてますか?
相手: 楽しそうですね!私は○○でのんびりしてました。
あなた: 最近、写真を撮るのにハマっていて、休日はカメラを持って公園とかに行ってます。○○さんは何か趣味ありますか?
相手: 写真ですか、素敵ですね。私は料理が趣味で、最近はパン作りに挑戦してます。
あなた: 最近、朝ランニングを始めたんですけど、早起きが苦手で続けるのが大変で(笑)。○○さんは何か朝の習慣とかありますか?
相手: ランニングですか、いいですね!私は朝はコーヒーを飲みながら新聞を読むのが習慣ですね。
まとめ
自分のエピソードを少しだけ挟みつつ、相手に具体的な質問をすることです。また、相手の返答に対してさらに興味を示し、「それってどういうことですか?」や「それ面白そうですね!」と続けると、より深い話が引き出るでしょう。