11月22日は“いい夫婦の日”!ほかにもある注目の記念日5選とその由来を紹介

11月22日は「いい夫婦の日」として有名ですが、実はそれだけではありません。
この日は「ボタンの日」「回転寿司記念日」「ペットたちに感謝する日」「大工さんの日」など、さまざまな記念日が制定されています。
どれも暮らしや文化に深く関係しており、普段の生活をちょっと豊かにしてくれるテーマばかりです。
この記事では、11月22日にまつわる5つの代表的な記念日をわかりやすく紹介し、その意味や由来、楽しみ方を解説します。


いい夫婦の日|夫婦の絆を見つめ直す日

11月22日といえば、まず思い浮かぶのが「いい夫婦の日」です。
「いい(11)ふうふ(22)」という語呂合わせから1988年に財団法人余暇開発センター(現・日本生産性本部)が制定しました。
日本中で最も知名度の高い記念日のひとつで、結婚記念日をこの日に合わせるカップルも多くいます。

この日は、夫婦やパートナー同士がお互いへの感謝を伝え、絆を深めるきっかけとして広く浸透しています。
SNSでは「#いい夫婦の日」を付けて写真を投稿する人も多く、毎年トレンドになるほどの人気です。

また、全国各地で「いい夫婦表彰」や「プロポーズイベント」が開催されることもあり、恋人や家族の絆を再確認する日として親しまれています。
仕事や家事で忙しい毎日だからこそ、11月22日には「ありがとう」「これからもよろしく」と言葉にしてみるのが素敵ですね。


ボタンの日|おしゃれと歴史のつながりを感じる日

11月22日は「ボタンの日」でもあります。
1870年(明治3年)に、日本で初めて「陸軍服制」が制定され、ボタンが正式に軍服に使われたことが由来です。
ボタンは単なる留め具ではなく、当時は階級や格式を示す重要な装飾品でもありました。

その後、洋服文化の広がりとともにボタンは一般にも普及し、今ではファッションに欠かせない存在となりました。
この記念日は、日本釦協会(にほんボタンきょうかい)が制定し、「ボタンの文化を広める日」とされています。

ボタンには素材やデザインに多くの種類があり、プラスチック製から金属製、貝や木を使ったものまで実に多彩です。
この日に洋服のボタンを交換したり、自分でお気に入りのボタンを選んでリメイクしてみるのもおすすめです。
「小さなボタンひとつにも歴史がある」——そんな視点で、身の回りを見直してみると楽しい発見があるかもしれません。


回転寿司記念日|身近な日本文化を味わう日

11月22日は「回転寿司記念日」でもあります。
この日は、世界で初めて回転寿司を考案した白石義明氏(「元禄寿司」創業者)の誕生日にちなみ、全国回転寿司協会が制定しました。

回転寿司は、1958年に大阪で誕生しました。
当時は「すしをもっと手軽に食べてもらいたい」という思いから、ベルトコンベアを利用して寿司を流すという画期的な仕組みが考案されたのです。
その後、全国に広がり、今では日本を代表する外食文化のひとつになりました。

近年はタッチパネル注文やAIによる皿の自動カウント、さらには海外展開など、進化が止まりません。
11月22日には家族や友人と回転寿司を楽しみながら、日本が誇る食文化の革新に思いを馳せてみるのも良いですね。
「好きなネタランキング」を発表したり、「初めて食べた寿司の思い出」を話すのも、この日ならではの楽しみ方です。


ペットたちに感謝する日|“いいにゃんにゃん”の日

11月22日は「ペットたちに感謝する日」としても知られています。
「いい(11)にゃんにゃん(22)」という語呂合わせから、ペットたちへの感謝と愛情を表す日として制定されました。
動物たちがくれる癒しや喜びに感謝し、健康や安全を見直す機会でもあります。

ペット関連の企業や団体では、この日に合わせてキャンペーンやイベントを行うことも多く、SNSでは愛らしい写真があふれます。
犬や猫だけでなく、ハムスターや鳥、ウサギなど、あらゆるペットへの感謝を表す日として広がっています。

この日にできることとしては、
・ペットの健康チェック
・おもちゃやベッドの新調
・写真撮影や思い出アルバム作り
などがあります。
ペットは家族の一員です。
11月22日は、そんな大切な存在に「いつもありがとう」と伝える絶好のチャンスです。


大工さんの日|“いい(11)ふうふ(22)”の家を支える職人たちに敬意を

11月22日は「大工さんの日」でもあります。
一般社団法人大工育成支援機構が制定した記念日で、「建築に携わる職人の技術を称え、後継者を育てること」を目的としています。

11月は「技能尊重月間」であり、22日は「夫婦の日」でもあることから、「家(夫婦が暮らす場所)を支える大工さんに感謝する日」という意味が込められています。
日本の建築文化は、古来より木の特性を生かした精巧な技術で知られています。
寺社仏閣や古民家など、今も多くの木造建築が残っているのは、大工職人たちの技と誇りの賜物です。

現代ではプレハブ工法やCADによる設計など、建築の技術が進歩していますが、それでも「手仕事」の価値は変わりません。
この日は、大工さんの仕事を見学できるイベントや木工ワークショップが行われることもあります。
「職人の手から生まれる温もりのある家」——そんな住まいを支えてくれる人々に、感謝を伝えたい日です。


まとめ:11月22日は「ありがとう」を伝える日

11月22日は、「いい夫婦の日」に代表されるように、人とのつながりや感謝の気持ちを見つめ直す記念日が多いのが特徴です。
ボタンの日で「モノに込められた想い」を、回転寿司記念日で「食の楽しみ」を、ペットたちに感謝する日で「命のぬくもり」を、そして大工さんの日で「暮らしを支える技」を思い出させてくれます。

どの記念日も、普段の生活を少し優しく、少し丁寧にしてくれるヒントをくれます。
11月22日は、身近な人やモノ、そして日々の幸せに「ありがとう」を伝える一日にしてみてはいかがでしょうか。

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