身内に不幸があった際、会社や学校に「忌引きのために休みたい」という連絡を入れる必要があります。突然の出来事で気が動転している中、どのように伝えればよいのか悩む方も多いでしょう。
本記事では、忌引きの基本マナー、連絡の方法(電話・メール・LINE)、相手別(上司・同僚・取引先・学校)の例文をわかりやすく紹介します。社会人だけでなく学生にも役立つ内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。
忌引きとは?基本的な意味と範囲
忌引きとは、近親者が亡くなった際に仕事や学校を休む制度です。多くの会社や学校では、就業規則や校則で「忌引き休暇」が定められており、親族との続柄に応じて休める日数が決まっています。
例えば、配偶者や両親の場合は5日程度、祖父母や兄弟姉妹は3日程度、叔父叔母は1日などと細かく規定されている場合があります。
忌引きは「弔意を表すための休暇」であり、慶弔規定に従って申請・連絡を行うことが大切です。
忌引きの連絡方法:基本の流れ
忌引きの連絡は、突然の訃報を受けた直後に行う必要があります。基本の流れは次の通りです。
- 電話が基本
まずは直属の上司や担任の先生に電話で伝えるのが最も丁寧です。 - メールやLINEは補足
電話がつながらない場合や、後ほど詳細を送る場合にメールやLINEを活用します。 - 必要な情報を簡潔に伝える
誰が亡くなったのか、自分との続柄、通夜・葬儀の日程、忌引きで休む日数を伝えるとスムーズです。
忌引き連絡の注意点
- 感情的にならず、事務的に簡潔に伝える
- 亡くなった方の詳細(病名など)までは伝える必要なし
- 休む日程が未定の場合は「分かり次第ご連絡します」と補足する
- 社外(取引先など)には「身内に不幸がありまして」とだけ伝える
上司・同僚への忌引き連絡例文
電話例文
「お忙しいところ失礼いたします。○○課の△△です。
本日、実父が亡くなりまして、通夜と葬儀のため○月○日から○月○日まで忌引きをいただきたく存じます。詳細は改めてご報告いたします。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。」
メール例文
件名:忌引きによる休暇のお願い(△△)
本文:
「○○課の△△です。
このたび身内に不幸があり、○月○日から○月○日まで忌引き休暇をいただきたく存じます。急なご連絡となり申し訳ございません。業務の引き継ぎについては○○さんにお願いしております。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。」
取引先への忌引き連絡例文
取引先には、詳細を伝える必要はなく「不幸があり休暇を取る」とだけ簡潔に伝えるのがマナーです。
メール例文
件名:不在のご連絡(△△商事・△△)
本文:
「平素よりお世話になっております。△△商事の△△です。
身内に不幸があり、○月○日から○月○日まで不在にいたします。
期間中のご連絡は○○が対応いたしますので、何卒よろしくお願い申し上げます。」
学校への忌引き連絡例文
保護者が学校へ連絡する場合
「いつもお世話になっております。△△の母でございます。
祖父が亡くなりまして、○月○日から○月○日まで通夜・葬儀のためお休みをいただきたく存じます。
ご対応のほどよろしくお願いいたします。」
学生本人がメールで送る場合
件名:忌引きによる欠席のご連絡(△△学部△△)
本文:
「△△学部△△学科の△△です。
このたび身内に不幸があり、○月○日から○月○日まで忌引きで欠席いたします。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。」
LINEでの忌引き連絡例文
LINEで連絡する場合は、カジュアルすぎない文章を意識します。
「急なご連絡で失礼します。身内に不幸があり、○月○日から○日間、忌引きで休ませていただきます。業務は○○さんに引き継ぎ済みです。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。」
忌引き連絡の後に必要な対応
- 休暇明けに「ご迷惑をおかけしました」と一言添える
- 社外には「不在中の対応へのお礼」を伝える
- 香典返しやお礼の連絡は別途行う
まとめ
忌引きの連絡は、突然の出来事で気持ちが動揺する中でも必要な対応です。
大切なのは「簡潔に・必要な情報だけを・失礼のないように」伝えること。
電話で要点を伝え、補足をメールやLINEで送るとスムーズです。
例文を参考にして、いざという時に落ち着いて対応できるよう準備しておきましょう。