キャッシュレス決済の代表格ともいえる「PayPay」ですが、実は“送金せずにメッセージだけ送る”という使い方も可能なのをご存知ですか?
ちょっとしたお礼や連絡、おもしろスタンプを送ってコミュニケーションをとるだけで、もっと気軽にPayPayを楽しむことができます。
この記事では、PayPayで送金せずにメッセージだけ送る具体的な方法や注意点、さらに便利な活用例まで、わかりやすく解説します。
「えっ、そんな使い方あったの?」という方も、ぜひ最後まで読んでみてください。
PayPayで「メッセージだけ」送ることは可能なのか?
まず結論から言えば、PayPayでは送金せずにメッセージだけ送ることが可能です。
ただし、PayPayには「LINEのようなメッセージ送信機能」はありません。あくまで「送金」や「送金リクエスト」に付随する形でメッセージやスタンプを送る仕組みです。
では、送金せずにメッセージだけを送るにはどうするのか?
その答えが「1円送金」や「送金キャンセル」を利用する裏技的な使い方です。
方法①:1円だけ送ってメッセージを添える(実質無料)
もっとも簡単で一般的な方法は、1円だけ送ってメッセージを添える方法です。
手順:
- PayPayアプリを開き、「送る・受け取る」をタップ
- 送信相手を選ぶ(友だち追加済みである必要があります)
- 金額を「1円」と入力
- メッセージ欄に好きな文章を入力(最大40文字程度)
- 送信ボタンをタップ
これで、相手には1円と一緒にメッセージが届きます。
もちろん相手が受け取った1円はPayPay残高に反映され、無駄になることはありません。
「気持ちだけ伝えたい」「冗談半分で送りたい」という場合にも便利です。
方法②:送金リクエストにメッセージを添えて送る
もう一つの方法は、送金リクエスト機能を使う方法です。
こちらも、相手に実際にお金を送るわけではないので、「メッセージ送信だけ」の目的を果たせます。
手順:
- PayPayアプリの「送る・受け取る」→「リクエストする」をタップ
- 相手を選ぶ
- 金額を「1円〜任意の金額」に設定(あとで取り消し可能)
- メッセージ欄に好きな文言を入力
- リクエスト送信!
相手が支払いに応じなければ、お金は動きません。
軽く催促したり、冗談でメッセージを送ったりするのに適しています。
スタンプだけ送ることもできる?
2023年以降のPayPayでは、「スタンプを送る」機能も充実してきました。
このスタンプは、送金時や送金リクエスト時のメッセージに添えて送信することができます。
送り方の例:
- 送金画面またはリクエスト画面で、「スタンプを選ぶ」アイコンをタップ
- 可愛いイラストやリアクションを選択
- メッセージなしでスタンプだけ送ってもOK
スタンプは現在のところ、LINEスタンプのように自由に送れる形式ではなく「送金関連の添付」という形式ですが、それでもユーモアあるやりとりができます。
注意点:相手が受け取るにはPayPay登録が必要
送金・リクエスト・メッセージのいずれも、相手がPayPayを使っていないと意味がありません。
受け取る側がPayPay未登録の場合、メッセージは送れないため、事前に登録してもらうかLINEなどで誘導する必要があります。
また、PayPayの仕様が変わることもあるので、最新のバージョンを確認してから使うのがベストです。
実際の活用シーン|こんな時に便利!
PayPayでメッセージだけ送る使い方は、思った以上に日常に役立ちます。
例1:飲み会のあとに「ありがとう」と1円送る
気軽に感謝の気持ちを伝えつつ、チャットのようにやりとりできます。
例2:遊びのメッセージとして「元気ー?」などの声かけに
冗談半分で1円を添えることで、重くならないコミュニケーションが可能。
例3:グループで誰が払うかの“じゃんけん”代わりに使う
1円を送り合って、最後に払った人が勝ちという遊び方もできます。
まとめ|PayPayは“送金アプリ”以上のコミュニケーションツール
PayPayは単なるお金のやり取りだけでなく、ちょっとした「気持ち」や「つながり」を届けるツールとしても使えます。
送金せずにメッセージだけを送りたいとき、この記事で紹介した方法をぜひ活用してみてください。
メッセージ付き1円送金や、スタンプの活用によって、あなたのPayPayライフがもっと楽しく、もっと便利になるはずです。
小さな工夫で、ちょっとした感謝や会話が生まれる。
それが、キャッシュレス時代の新しいコミュニケーションの形かもしれません。