ExcelでUnixTimeを日付に変換する方法|日本時間への直し方・逆変換・計算例まで完全解説

システム開発やデータ分析、ログ解析をしていると、UnixTime(ユニックスタイム) という数値形式の時刻データを目にすることがあります。
UnixTimeは「1970年1月1日 00:00:00(UTC)」からの経過秒数で表されるため、そのままでは人が直感的に理解しにくい形式です。

ExcelでCSVやログデータを扱う際に、
「UnixTimeを日付に変換したい」
「日本時間(JST)で表示したい」
「Excelの日付をUnixTimeに戻したい」
と悩む方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ExcelでUnixTimeを日付に変換する基本式から、日本時間への変換方法、逆変換、計算への応用例までを初心者にもわかりやすく解説します。
Excelだけで完結できる実務向けの内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。


UnixTimeとは?Excelで扱う前に知っておきたい基礎知識

UnixTime(ユニックスタイム)とは、
1970年1月1日 00:00:00(UTC)を起点とした経過秒数で時刻を表す方式です。

例として、以下のように管理されています。

  • 0 → 1970年1月1日 00:00:00(UTC)
  • 1609459200 → 2021年1月1日 00:00:00(UTC)

秒数のみで管理できるため、

  • システム間で扱いやすい
  • タイムゾーンの影響を受けにくい

といったメリットがあります。

一方で、Excelでそのまま表示すると「大きな数字」にしか見えません。
そのため、Excelの日付形式へ変換する知識が重要になります。


ExcelでUnixTimeを日付に変換する基本方法

Excelは「1900年1月1日」を起点としたシリアル値で日付を管理しています。
そのため、UnixTimeをExcelの日付に変換するには、基準日の違いを調整します。

変換の基本式(UTC)

次の数式をセルに入力してください。

=(A1/86400)+DATE(1970,1,1)

各要素の意味

  • A1:UnixTimeが入力されているセル
  • 86400:1日の秒数(24×60×60)
  • DATE(1970,1,1):UnixTimeの基準日

数式を入力後、**セルの表示形式を「日付」または「時刻」**に変更すると、通常の日時として表示されます。


日本時間(JST)に変換する方法【+9時間】

UnixTimeは基本的に**UTC(世界協定時刻)**で管理されています。
日本国内の業務で使う場合は、9時間の時差補正が必要です。

日本時間に変換する式

=(A1/86400)+DATE(1970,1,1)+(9/24)
  • 9/24:9時間を1日換算した値

この式を使えば、
「2025/08/16 10:00:00」 のような日本時間表記で確認できます。


Excelの日付をUnixTimeに変換する逆変換の方法

システム連携やAPI連携では、
Excelの日付をUnixTimeに戻す必要があるケースも多くあります。

逆変換の基本式

=(A1-DATE(1970,1,1))*86400

ポイント

  • A1:Excelの日付が入力されたセル
  • 計算結果は秒単位のUnixTime

※日本時間のExcel日付をUTC基準のUnixTimeにする場合は、
事前に「-9時間」調整する点に注意してください。


UnixTimeを使ったExcelでの計算例

UnixTimeは秒数なので、時間計算が非常にシンプルです。

例1:2つの時刻の差を求める

  • A1:開始時刻(UnixTime)
  • B1:終了時刻(UnixTime)

経過分数を求める場合

=(B1-A1)/60

経過時間(時間)を求める場合

=(B1-A1)/3600

例2:ログデータ・アクセス解析への応用

Webサーバーやシステムログでは、
UnixTime形式で時刻が保存されていることが多くあります。

Excelで日付に変換することで、

  • アクセスが集中する時間帯
  • 処理時間の平均・最大値
  • エラー発生時刻の傾向

などをグラフ化・可視化でき、分析が一気に楽になります。


ExcelでUnixTimeを扱う際のよくあるミスと注意点

表示形式を変更し忘れる

数式が正しくても、表示形式が「標準」のままだと
日付ではなく数値のまま表示されます。

必ず「日付」「時刻」に設定しましょう。

UTCと日本時間の混同

UnixTimeはUTC基準です。
日本時間で使う場合は +9時間補正を忘れないことが重要です。

Excelのバージョン差

古いExcelでは関数の挙動が異なる場合があります。
DATE関数や表示形式は事前に確認しましょう。


実務でよくある活用シーン

  • システムログの解析
    エラー発生時刻や処理時間を確認
  • IoT・センサーデータの整理
    UnixTimeを日付に変換してグラフ化
  • ECサイトの売上・注文データ管理
    CSV内のUnixTimeをExcelで扱いやすく変換

Excelを使えば、プログラミング不要でこれらの処理が可能です。


まとめ|ExcelでUnixTime変換をマスターしよう

UnixTimeはシステム向けの便利な時刻形式ですが、
人が扱うにはExcelでの変換が欠かせません。

この記事で紹介したポイントを押さえれば、

  • UnixTime → Excelの日付に変換できる
  • 日本時間(JST)に正しく調整できる
  • Excelの日付 → UnixTimeに逆変換できる
  • 経過時間や集計・分析に活用できる

ようになります。

ログ解析やデータ分析、業務効率化のためにも、
ExcelでのUnixTime変換方法をぜひ活用してください。

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