Chromeの検索候補を削除する方法|Shift+Deleteでスッキリ快適に

Google Chromeを使っていると、検索バーに文字を入力したときに過去に検索したキーワードや訪問したサイトが「検索候補」として表示されます。便利な反面、「人に見られたくない」「もう使わないから消したい」と思うこともありますよね。
そんなときに役立つのが Shift + Delete のショートカット。これを覚えておくと、いちいち設定画面を開かなくても不要な候補をサッと削除できて、とても快適になります。
この記事では、Chromeで検索候補を削除する方法を、実際の操作手順や注意点を交えてわかりやすく解説します。


Chromeの「検索候補」とは?

Chromeの検索候補とは、アドレスバー(オムニボックス)に文字を入力した際に表示される予測入力や過去の検索履歴、アクセスしたサイトの候補のことです。

例えば、以前「旅行 沖縄」と検索したとします。次に「りょ」と入力すると、自動的に「旅行 沖縄」と表示される。これが検索候補です。
とても便利ですが、場合によっては以下のようなデメリットもあります。

  • 他人にPCを使われたときに検索履歴が見られてしまう
  • もう使わない古い情報がずっと表示されて邪魔になる
  • 誤ってクリックしてしまう

こういったときに「候補を消したい!」と思う方は少なくないはずです。


Shift + Deleteで検索候補を削除する方法

検索候補を削除する方法はいくつかありますが、最も手軽なのが Shift + Delete を使う方法です。

手順

  1. Chromeのアドレスバーに文字を入力します。
  2. 削除したい候補にカーソル(青い選択状態)を合わせます。
  3. Shift + Delete を同時に押します。
  4. その候補だけがリストから消えます。

たったこれだけです。

例えば、「ラーメン 深夜」と表示されている検索候補を消したい場合、その候補を矢印キーで選んで Shift + Delete を押せば、一瞬で消えます。



他の削除方法(設定から消す場合)

ショートカット以外にも、Chromeの設定画面から候補を削除することも可能です。

履歴をまとめて消す

  1. 右上の「︙」メニューをクリック
  2. 「履歴」→「履歴」
  3. 「閲覧履歴データを消去」
  4. 「閲覧履歴」や「オートコンプリートの候補」などを選択して削除

これでまとめて履歴を削除できます。

ただし、この方法だと「全部消える」ため、必要なものまで消えてしまうデメリットがあります。ピンポイントで削除したいなら、やはり Shift + Delete が便利です。


スマホ版Chromeではどうなる?

スマホ(AndroidやiPhone)のChromeでは Shift + Delete は使えません。その代わりに、候補の横に表示される「×」をタップして削除できます。

スマホでの手順

  1. Chromeでアドレスバーに文字を入力
  2. 候補の右端に「削除」アイコン(×)が出る
  3. それをタップすれば削除完了

PCではキーボード、スマホではタップ。状況に応じて使い分けましょう。



シークレットモードを使うのもアリ

もし「履歴が一切残らないようにしたい」と思うなら、シークレットモードを使うのも有効です。

シークレットモードの特徴

  • 履歴が残らない
  • Cookieやサイトデータも保存されない
  • 一時的な作業に最適

ただし、会社のネットワークやGoogleアカウント自体には影響が残る場合があるので「完全に見られない」とは限らない点に注意です。


まとめ

Chromeの検索候補は便利ですが、ときに不要だったり、人に見られると困ることもあります。

  • Shift + Delete → PC版Chromeで候補をピンポイント削除
  • 設定からまとめて削除も可能だが不便
  • スマホでは「×」で削除
  • シークレットモードで履歴を残さない使い方もある

ちょっとした操作ですが、知っているだけで検索がぐっと快適になります。ぜひ今日から試してみてください。

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