Windows10の日本語入力「IME」で動作がおかしい不具合があります。
Windows10バージョン2004から IME(入力支援機能)がバージョンアップしました。
この新しい「IME」を使っていると不具合が発生することがあります。
今回は、この現象の回避方法と解消方法について解説します。
IMEの不具合の症状
最初にIMEの不具合によって下記のような症状が発生します。
・確定したはずの言葉が消えてしまう。
・意図しない言葉に勝手に確定されてしまう
・「↑キーを押すと8」「↓キーを押すと2」のようにカーソルキーを操作すると数字が入力される。
・”かな入力” を ON にしていても、2文字目からローマ字入力に戻ってしまう
・入力モードが自動的に漢字またはひらがなに切り替わらない
IMEの不具合の回避方法
これらの症状を発生させないために、以前のIMEを使うことで回避します。
「以前のIME」に変更する手順です。
設定を開き、「時刻と言語」をクリックします。
「言語」をクリックします。
ページ右側の日本語をクリックし、「オプション」をクリックします。
画面が「言語のオプション:日本語」に切り替わります。
ページ下の「Microsoft IME」をクリックし、「オプション」をクリックします。
画面が「Microsoft IME」に切り替わります。
「全般」をクリックします。
画面が「全般」に切り替わります。
ページ下側の「以前のバージョンのMicrosoftIMEを使う」をオンにします。
以前のバージョンのMicrosoft IMEを使用しますか? は「OK」をクリックします。
オンになりました。
IME不具合の解消方法
Microsoftから修正プログラムが配布されています。Microsoftの解説ページはこちら
対象のプログラムは、 「KB4565503」 「KB4571744」 「KB4571744」 です。
Windows Updateの履歴を確認しましょう。未適用の場合はWindows Updateを行いましょう。
まとめ
本日は、IMEの不具合の回避、解消方法についての解説でした。