【LPIC1対策】Linuxのインストールとパッケージ管理を徹底解説|試験に出るポイントを網羅!

LPIC1(Linux Professional Institute Certification Level 1)は、Linuxの基本的な知識と操作スキルを問う世界的な認定資格です。特に「101試験」では、Linuxのインストール手順やパッケージ管理に関する知識が重要な出題範囲となっています。この記事では、LPIC1対策として押さえておきたい「Linuxのインストール」と「パッケージ管理」について、試験に出るポイントやコマンドを含めてわかりやすく解説します。これから学ぶ方はもちろん、復習したい方にも役立つ内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。


Linuxのインストール前に知っておくべきこと

Linuxのインストールは、OSの基礎中の基礎。LPIC1試験でも、インストールに関する知識は確実に押さえるべきテーマです。

ディストリビューションの選択

Linuxにはさまざまなディストリビューション(以下、ディストロ)が存在します。LPIC1試験では、**Debian系(Ubuntuなど)Red Hat系(CentOS、AlmaLinuxなど)**の操作に関する問題が出題されます。それぞれでパッケージ管理方法が異なるため、試験前には両方に触れておくのがおすすめです。

インストール方式の種類

インストールにはいくつかの方式があります。

  • 通常インストール(フルインストール)
    インストールメディアを使ってハードディスクにOSをインストールする基本的な方法です。
  • ネットワークインストール
    必要なパッケージをインターネット経由で取得しながらインストールを進める方式です。軽量ですが、ネット環境が必要です。
  • 仮想環境へのインストール
    VirtualBoxやVMwareを使って仮想マシン上にLinuxをインストールする方法です。試験勉強用に最適です。

インストール時の基本設定とポイント

パーティションの設定

ディスクのパーティショニングはLPIC1の定番問題です。主に以下の区画を作成する場面があります。

  • /(ルートパーティション)
  • swap(スワップ領域)
  • /home(ホームディレクトリ)

swap領域は物理メモリの代替として使われ、メモリの2倍程度が目安とされています(最近はメモリ量によって柔軟に設定)。

ブートローダの選択

インストール後、Linuxを起動するためにはブートローダが必要です。代表的なのは**GRUB(Grand Unified Bootloader)**です。

試験では、以下の点を押さえておきましょう。

  • ブートローダの役割
  • GRUBの設定ファイルの場所(例:/boot/grub/grub.cfg

パッケージ管理の基本:パッケージとは?

Linuxでは、ソフトウェアは「パッケージ」という単位で管理されます。パッケージにはプログラム本体だけでなく、設定ファイルや依存情報も含まれています。

パッケージには2つの形式が主に使われています。

  • deb形式(Debian系)
  • rpm形式(Red Hat系)

この違いにより、使用するパッケージ管理コマンドも異なります。


Debian系ディストリビューションのパッケージ管理

dpkgコマンド

最も基本的なコマンドがdpkgです。個別の.debパッケージファイルをインストール/削除できます。

sudo dpkg -i sample.deb   # パッケージのインストール
sudo dpkg -r sample # パッケージの削除

aptコマンド(apt-get)

依存関係の解決やリポジトリからのインストールを自動で行うのがapt系のコマンドです。

sudo apt update           # パッケージ情報の更新
sudo apt install vim # パッケージのインストール
sudo apt remove vim # パッケージの削除

aptitudeとの違い

aptitudeaptよりも強力な検索機能や対話式画面を提供するツールですが、LPIC1では主にapt系コマンドが問われます。


Red Hat系ディストリビューションのパッケージ管理

rpmコマンド

.rpm形式のパッケージを手動で扱うコマンドです。

sudo rpm -ivh sample.rpm   # インストール
sudo rpm -e sample # アンインストール

yumコマンド(旧)とdnfコマンド(新)

Red Hat系の標準パッケージマネージャはyumでしたが、最近はdnfに移行しています。LPIC1試験では両方に触れておきましょう。

sudo dnf install httpd      # パッケージのインストール
sudo dnf remove httpd # パッケージの削除
sudo dnf update # パッケージのアップデート

yumも以下のように使えます。

sudo yum install httpd
sudo yum update

パッケージ管理に関するその他のポイント

パッケージの検索

apt search <パッケージ名>     # Debian系
dnf search <パッケージ名> # Red Hat系

インストール済みパッケージの確認

dpkg -l           # Debian系
rpm -qa # Red Hat系

パッケージの依存関係確認

apt-cache depends <パッケージ名>
dnf deplist <パッケージ名>

LPIC1で問われやすい実践的な問題例

以下のような問題が出る可能性があります。

  • Q: dpkgコマンドでパッケージを削除するコマンドは?
    A: dpkg -r パッケージ名
  • Q: rpmでインストールされているパッケージ一覧を表示するには?
    A: rpm -qa
  • Q: aptでシステムのパッケージ情報を最新にするには?
    A: apt update

このように、実際のコマンドを問われる問題が多いため、手を動かして覚えることが重要です。


試験対策としての学習アドバイス

  • 仮想環境を用意する:VirtualBoxやVMwareでUbuntuやCentOSを用意し、コマンドを試す
  • manコマンドで調べる習慣をつけるman dpkgman rpmでオプションを確認できる
  • コマンド一覧表を自作して暗記する:自分だけの「虎の巻」を作ると記憶に定着しやすい

まとめ

LPIC1試験において「Linuxのインストール」と「パッケージ管理」は頻出分野です。この記事では、インストールの手順からパッケージ管理のコマンドまでを体系的に整理して解説しました。試験対策では、理解するだけでなく、実際にコマンドを入力して挙動を確認することが合格への近道です。

「習うより慣れよ」の精神で、仮想環境を活用しながらしっかりと操作を身につけていきましょう。この記事があなたのLPIC1合格に少しでも役立てば幸いです。

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