Exchange Online 添付ファイルの上限の設定

本日は、Exchange Onlineのメールサイズの上限の設定について解説します。
添付ファイルを含むメールサイズ上限の既定値は送信サイズ 35MB、受信サイズ 36MB です。

メール送受信のサイズの制限を管理する方法

管理者アカウントで Exchange 管理センター (https:/admin.exchange.microsoft.com/) にサインインします。

画面左側メニューから [受信者] > [メールボックス] をクリックします。
サイズ上限を変更したいユーザーアカウントをクリックします。

右側から開かれる詳細設定画面から [メールボックス] を選択します。

「メッセージサイズの制限」下部の[メッセージサイズ制限の管理]をクリックします。

サイズ値を任意の値に変更します。
最大値に設定した場合は各 153600 KB(150 MB)となります。
ここでは、送受信ともに1024KB(1MB)としてみました。
最後に「保存」をクリックします。

(受信制限)制限がされているか他のメールアドレスから送信してみる

制限が有効になったかどうか確認のためにGmailから2MBのファイルを送信してみました。
結果、送信元のGmail側にエラーが返ってきます。

エラーメッセージ
ファイルが大きすぎで、最大値は1MBまでの記載があります。

Delivery has failed to these recipients or groups:

upandup (upandup2020@saiseich.onmicrosoft.com)

Your message is too large to send. To send it, make the message smaller, for example, by removing attachments.

The maximum message size that’s allowed is 1 MB. This message is 3 MB.

(受信制限)Exchange Onlineから確認

Exchange Onlineからメッセージの追跡メニューで確認したところ、
Exchange Online側からファイルが大きすぎるということでエラーとなっていることがわかります。

(送信制限)Outlookから2MB以上のファイルを送信してみる

続いて、送信の制限が効いているか確認します。
OUTLOOKを起動し、2MB以上のファイルを添付してみます。
下記のエラーが表示されます。
”添付ファイルのサイズがサーバーで許容されている最大サイズをこえています。
共有の場所にこのファイルを置いて、リンクを送信することをお試しください”

まとめ

本日はExchange Onlineでメッセージ(添付ファイル)の容量制限についてでした。

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