今日は何の日?12月18日にまつわる記念日・出来事をわかりやすく解説

12月18日は、年の瀬が近づき、忙しさの中にも一年を振り返る気持ちが芽生える時期です。
実はこの日、日本の歴史や国際社会にとって大きな意味を持つ記念日がいくつも重なっています。
東京の玄関口として知られる東京駅の完成を記念する日であり、日本が国際社会の一員として正式に認められた日でもあります。
この記事では、12月18日は何の日なのかをテーマに、代表的な記念日や由来、関連する出来事をわかりやすく紹介します。


12月18日は「東京駅完成記念日」

12月18日は「東京駅完成記念日」として知られています。
1914年(大正3年)の12月18日、日本の交通の要ともいえる東京駅が開業しました。

東京駅は、辰野金吾を中心とした建築家たちによって設計され、赤レンガ造りの壮麗な駅舎が特徴です。
当時としては最先端の建築技術が使われ、日本の近代化を象徴する建物の一つとなりました。

開業当初の東京駅は、現在よりも規模が小さく、中央部分のみが完成した状態でしたが、それでも国内外から注目を集める存在でした。
戦争による空襲で一部が焼失するなど、幾多の困難を乗り越えながらも、東京駅は日本の玄関口としての役割を担い続けています。

近年では創建当時の姿を再現する復原工事が行われ、赤レンガ駅舎は再び多くの人々を魅了しています。
12月18日は、そんな東京駅の歴史と、日本の近代化の歩みを振り返るのにふさわしい日だといえるでしょう。


12月18日は「国連加盟記念日」

12月18日は、日本にとって国際的に重要な意味を持つ「国連加盟記念日」でもあります。
1956年(昭和31年)の12月18日、日本は国際連合への加盟を正式に認められました。

第二次世界大戦後、日本は国際社会への復帰を目指してさまざまな努力を重ねてきました。
国連加盟は、その象徴的な出来事であり、日本が平和国家として世界と歩んでいく第一歩となりました。

国連加盟により、日本は国際的な議論の場に参加し、平和維持活動や国際協力に積極的に関わるようになります。
現在では、日本は国連分担金の拠出や人道支援などを通じ、国際社会において重要な役割を果たしています。

12月18日は、日本が再び世界とつながり、国際社会の一員として認められた日として、深い意味を持つ記念日です。


毎月18日は「防犯の日」

12月18日は、月ごとの記念日としての「防犯の日」にもあたります。
「18(いちはち)」を「いち早く」と読む語呂合わせから、防犯意識を高める日として制定されました。

防犯の日は、犯罪を未然に防ぐために、日常生活の中でできる対策を見直すきっかけとなる日です。
戸締まりの確認や、地域の見守り活動への参加、身近な防犯意識の向上など、小さな行動が大きな安心につながります。

年末は空き巣や詐欺などの犯罪が増えやすい時期でもあります。
12月18日の防犯の日をきっかけに、自宅や職場、地域の安全について改めて考えてみるのもよいでしょう。


毎月18日は「まつ毛の日」

12月18日は、毎月制定されている「まつ毛の日」でもあります。
こちらも「18(いちはち)」を「いち早く美しく」という意味にかけ、美容意識を高める日として広まりました。

まつ毛は、目を守る役割を持つと同時に、表情や印象を左右する重要な存在です。
日々のケアや、健康的な生活習慣によって、まつ毛の状態も変わってきます。

年末は忙しさから自分のケアが後回しになりがちですが、12月18日は自分自身をいたわる日として、美容や健康を見直すきっかけにもなります。


12月18日に起こった主な出来事

12月18日は、記念日だけでなく、歴史的な出来事がいくつも起こった日でもあります。

先述の通り、1914年には東京駅が完成し、日本の鉄道史に残る大きな節目となりました。
また1956年には、日本の国連加盟が承認され、戦後日本の国際的地位が大きく変化しました。

こうした出来事を振り返ると、12月18日は「日本が内外に向けて大きく前進した日」ともいえるでしょう。



まとめ

12月18日は、東京駅完成記念日や国連加盟記念日をはじめ、防犯の日、まつ毛の日など、さまざまな意味を持つ一日です。
日本の近代化や国際社会への復帰といった大きな歴史の節目と、日常生活に密着した記念日が重なっています。
年末の忙しい時期だからこそ、12月18日をきっかけに、歴史を振り返り、自分自身や身の回りのことを見直してみてはいかがでしょうか。

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