今日は何の日?10月17日の記念日と六曜を紹介

10月17日は、季節の変わり目で秋の深まりを感じる時期です。
毎日には「今日は何の日」と呼ばれる記念日が設定されており、意外な出来事や文化的背景を知ることができます。

また、日本では冠婚葬祭や日々の予定を決める際に「六曜(ろくよう)」を気にする方も少なくありません。2025年10月17日は「先負(せんぶ/さきまけ)」にあたります。先負とはどんな意味があるのか、そして10月17日に制定されている記念日についても詳しく紹介していきましょう。

10月17日の主な記念日5選

1. 貧困撲滅のための国際デー(世界貧困デー)

10月17日は国連が定めた「国際デー」の一つで、正式名称は「貧困撲滅のための国際デー」です。
世界には現在も極度の貧困状態にある人々が多く存在しており、その数は数億人にのぼります。この日には、貧困をなくすための取り組みや啓発活動が世界各地で行われています。

雑学

  • 日本では「世界食料デー月間」の一環として、10月17日にもフードドライブやチャリティーイベントが実施されることがあります。
  • 貧困の定義は国や時代によって異なりますが、国際的には「1日1.9ドル未満で生活する人々」が極度の貧困層とされています。

2. カラオケ文化の日

日本生まれの娯楽である「カラオケ」を広めた第一興商が制定した記念日です。カラオケは1970年代に誕生し、瞬く間に日本中に普及しました。その後、アジアや欧米でも人気を集め、今では世界的な文化となっています。

雑学

  • 「カラオケ(karaoke)」は「空(から)」+「オーケストラ」の略語。
  • 世界中のカラオケバーや施設では、日本の演歌からアニメソングまで幅広いジャンルが楽しまれています。
  • 日本ではカラオケボックスの発祥地が「岡山県倉敷市」とされており、カラオケを個室で楽しむスタイルはここから広がりました。

3. 貯蓄の日

日本銀行の外郭団体である「日本銀行協会」が1952年に制定しました。戦後の復興期、人々に貯蓄の大切さを広めるために作られた記念日です。秋は「実りの季節」であることから、収穫に感謝して貯えの重要性を見直す日にふさわしいとされました。

雑学

  • 日本の家計金融資産の約半分は現金・預金で占められており、世界的に見ても「貯金好きの国」と言われます。
  • 昔は「貯金箱」を使って子どもにお金の教育を行う家庭が多くありましたが、今ではアプリやキャッシュレスでの「デジタル貯金」も広まっています。

4. 上水道の日

1887年(明治20年)のこの日、日本で初めて近代的な上水道が横浜で給水を開始しました。これを記念して「上水道の日」とされています。安全な水が蛇口から出ることは当たり前に思えますが、実は歴史的に見ると近代化の大きな一歩だったのです。

雑学

  • 横浜の上水道は、イギリス人技師ヘンリー・スペンサー・パーマーが設計しました。
  • 江戸時代には「玉川上水」などの水路を利用していましたが、現代のような衛生的な水道システムはこの日から始まりました。
  • 日本の水道水は世界的にも品質が高く、そのまま飲める国は限られています。

5. 沖縄そばの日

1978年10月17日、沖縄の伝統料理「沖縄そば」が正式に名称として認められたことを記念した日です。戦後、沖縄が本土に復帰した際、「そば」という名前は本来「蕎麦粉を使用した麺」に限定されるため、一度は使用が認められませんでした。しかし、沖縄の人々の努力により「沖縄そば」として商標登録され、今では全国で親しまれています。

雑学

  • 沖縄そばの麺は小麦粉100%で作られており、見た目はラーメンに近いです。
  • 出汁は豚骨やかつお節を使い、トッピングには三枚肉やソーキ(豚のスペアリブ)が乗ります。
  • 沖縄そば専門店は沖縄県内だけで約1500軒以上あり、観光の目玉にもなっています。

六曜「先負(せんぷ/さきまけ)」とは?

2025年10月17日の六曜は「先負」です。六曜は、暦の上で吉凶を示す指標の一つで、冠婚葬祭の日取りを決める際に気にする人も多いものです。

先負の意味

  • 「先んずれば負ける」の意味。午前中は凶、午後は吉とされる。
  • 大きな勝負事や急ぎの用事は避けた方がよいとされ、穏やかに過ごすのが良いとされています。

先負の日の過ごし方

  • 午前は控えめに行動し、午後に大事な予定を入れるのがよい。
  • 結婚式や契約ごとを午後に行うと縁起が良いとされます。
  • ただし現代では「六曜は迷信」とする意見も多く、あまり神経質になる必要はありません。

10月17日の過ごし方とおすすめの楽しみ方

10月17日には「カラオケ文化の日」や「沖縄そばの日」など、身近に楽しめる記念日があります。
仕事帰りに友人とカラオケで盛り上がったり、夕食に沖縄そばを食べたりして「今日は特別な日」と意識すると、日常がより豊かになります。

また「貯蓄の日」にちなんで、家計簿アプリを見直したり、将来に向けて投資や節約を考えるのも良いでしょう。
さらに「上水道の日」には、普段使っている水に感謝しつつ、マイボトルを持ち歩くなど環境に優しい行動を取り入れることもおすすめです。


まとめ

10月17日は、「貧困撲滅のための国際デー」「カラオケ文化の日」「貯蓄の日」「上水道の日」「沖縄そばの日」など、さまざまな記念日がある日です。

また、六曜では「先負」にあたり、午前は控えめに、午後に動くとよいとされています。
日々の生活にちょっとした知識を加えるだけで、今日という日が特別に感じられるはずです。

記念日や六曜を意識しながら、10月17日を自分なりに楽しんでみてください。

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