スマホ販売数ランキング速報|2025年9月22日~9月28日週(BCNランキング準拠)

2025年9月22日(月)~9月28日(日)の1週間に、日本国内の量販店や主要オンラインで“いま売れたスマホ”は何だったのか。下記BCN+Rの「スマートフォン 週間売れ筋ランキング」をもとに、上位モデルの顔ぶれとキャリア別の傾向、iPhone 17/16シリーズの動き、Android勢の健闘ポイントまでをわかりやすく解説します。


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毎週更新! BCNランキング週間売れ筋ランキング

今週の総括:iPhone 17/16勢が上位を独占、発売直後の“初速”が続く

BCN週間ランキングの上位は、引き続き新型iPhoneの独壇場。標準モデルの販売ボリュームとキャリア販促が相まって、今週は iPhone 16/16e/17/17 Pro/(そして新顔のAir) が多数ランクインしました。9月に登場した iPhone 17ファミリー(無印/Pro)に加え、価格レンジを下げた iPhone 16/16e が裾野を広げ、上位10位の大半をAppleが占める構図です。発売直後の「買い替え需要」と、3大キャリアの分割・下取り施策が“初速”を押し上げているのが見て取れます。


トップ10の顔ぶれ(要約)と読み解きポイント

1位~5位:Appleの多層ラインが厚い壁

  • 1位:iPhone 16 128GB(NTTドコモ)
  • 2位:iPhone 16 128GB(ソフトバンク)
  • 3位:iPhone 17 256GB(ソフトバンク)
  • 4位:iPhone 16e 128GB(au)
  • 5位:iPhone 17 256GB(SIMフリー)

標準16の“ど真ん中”スペックが量を稼ぎ、キャリア別に上位を固めました。発売直後の17も早くも主力の一角で、3位・5位に食い込み存在感を示しています。価格と在庫、そして乗り換え(MNP)特典の設計が、キャリア別の順位差につながったと考えられます。

6位~10位:準ハイ&廉価の“取りこぼしなし”布陣

  • 6位:iPhone 16 128GB(au)
  • 7位:iPhone 16e 128GB(Y!mobile)
  • 8位:iPhone 17 256GB(au)
  • 9位:Galaxy A25 5G(au)
  • 10位:iPhone 16e 128GB(NTTドコモ)

“e”のような価格を抑えた派生モデルが、サブブランド(Y!mobile)枠でも強いのが今週の特徴。Androidでは Galaxy A25 5G が1桁順位に入っており、価格帯と実用性のバランスで指名買いを獲得していることがうかがえます。


ミドル~エントリー帯の動き:Pixel 9a、AQUOS、arrowsが“堅調”

トップ20に視野を広げると、Google Pixel 9a(ドコモ/au)が中位に入り、シャープ AQUOS wish5FCNT arrows We2 が粘り強く食い下がっています。キャリアの割引設計がはまりやすいミドル~エントリー帯は、「価格×電池持ち×サイズ感」の総合バランスで選ばれる傾向が強く、“長く・軽く・壊れにくく” といった実用キーワードが効いている印象です。


キャリア別の示唆:ドコモはiPhone 16の量、サブブランドは“e”で層拡大

ランキングをキャリア視点で眺めると、ドコモのiPhone 16(128GB) が数量の柱となり、ソフトバンクはiPhone 17の上位食い込みが目立ちます。au も16/17を上手に取り込み、さらに Y!mobileが16e を押し上げることで、価格レンジ別の受け皿 を広げています。サブブランド×廉価iPhoneの相性は今回も良好でした。


iPhone勢の細かな注目点

  1. iPhone 16(128GB)の“安定一番手”
    標準モデルの128GBは“価格・容量・カラー”のバランスがよく、初めての買い替え層や家族内の複数台更新で最も選ばれやすい構成。各キャリアの在庫厚も貢献しています。
  2. iPhone 17(256GB)の“上振れ需要”
    新機能・新色の話題性に加え、256GBが動画ユーザーやゲーマーに刺さることでハイエンドの裾野を拡大。標準16と競合せず、世帯内での“役割分担”買いを生むパターンが見えます。
  3. iPhone 16eの“価格起点の広がり”
    サブブランドと組み合わせた値ごろ感が、ライトユーザー・学生・シニアにフィット。ケースや保護ガラスなど周辺アクセも合わせて買われやすく、客単価の最適解になっています。

Android勢の戦い方:GalaxyはAで量、Sはブランドで魅せる

Android陣営で今週もっとも健闘したのは Galaxy A25 5G“必要十分”のカメラ・電池・ディスプレイに5Gとおサイフを添えた、迷ったらコレの鉄板構成で1桁順位に。ハイエンド枠では Galaxy S25(ソフトバンク) が20位前後で存在感を示し、“Sは指名買い、Aは導入機” という分業が継続しています。AQUOS wish5arrows We2 は国内ニーズに沿った “軽さ・持ちやすさ・安心感” を訴求し、安定して選ばれています。


価格レンジ別・おすすめ購買シナリオ

  • コスパ最優先(~3万円台後半)
     → iPhone 16e/Galaxy A25 5G/arrows We2
     長持ち・軽快・安心の基礎体力があり、SNS・決済・地図の“生活三種の神器”は快適に。家族分の台数を一気に入れ替えるときの “まとめ買い軸” にも。
  • バランス重視(~10万円前後)
     → iPhone 16(128GB)/Pixel 9a
     写真・ゲーム・動画編集まで“器用にこなす”万能帯。長期利用+下取り を見越すと総支払は抑えやすい。
  • 最新体験重視(10万円超)
     → iPhone 17/17 Pro/Galaxy S25
     高リフレッシュレート、生成AI連携、ナイトビデオなど “日常の質を上げる尖り” を買う選択。差分を“毎日触る満足”で回収できる層におすすめ。




まとめ:2025年9/22~9/28は“Apple厚め+Android堅実”

  • トップ帯はAppleの多層ライン(16/16e/17/17 Pro/Air)でがっちり。
  • AndroidはA25・Pixel 9a・wish・We が“価格と実用”で存在感。
  • キャリア別の割引構造 が、そのままランキングの“色”に反映。
  • 次週以降は 17 Proの上昇サブブランドדe”の拡大 に注目。

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