スポーツの名前を英語で言えるようになると、海外旅行や留学、国際的なスポーツ観戦の場面でとても役立ちます。
「soccer と football の違いって?」「野球は baseball だけど、ソフトボールはどう言うの?」など、実はスポーツ名には日本語と微妙に違う表現や使い分けが存在します。
この記事では、英語でのスポーツ名を一覧で紹介しながら、覚え方のポイントや発音のコツ、さらに例文を交えてわかりやすく解説します。
学校の勉強や英会話の練習はもちろん、豆知識としても役立ちますので、ぜひ参考にしてください。
目次
球技のスポーツ名(Ball Games)
英語で「ball」がつくスポーツは多く、日本語とほぼ同じですが、一部使い方に注意が必要です。
- Soccer(サッカー)
イギリスでは「football」と呼ばれるのが一般的ですが、アメリカやカナダでは「soccer」を使います。
例文:I like playing soccer with my friends.(友達とサッカーをするのが好きです。) - Baseball(野球)
日本でもなじみ深いスポーツ。アメリカの国技とも言われています。
例文:Baseball is very popular in Japan.(野球は日本でとても人気があります。) - Basketball(バスケットボール)
そのまま「basket(かご)」+「ball(ボール)」からできた単語。
例文:He is good at playing basketball.(彼はバスケットボールが得意です。) - Volleyball(バレーボール)
「volley(打ち返す)」+「ball」の組み合わせ。
例文:We played volleyball on the beach.(私たちはビーチでバレーボールをしました。) - Softball(ソフトボール)
baseball と似ていますが、ボールが大きく、下手投げで投げるのが特徴です。
ラケットを使うスポーツ名(Racket Sports)
ラケットを使うスポーツは英語でも「〇〇-tennis」や「〇〇-badminton」などで表されます。
- Tennis(テニス)
世界的に有名なスポーツで、発音は「テニス」ではなく「テニィス」に近いです。
例文:She practices tennis every weekend.(彼女は毎週末テニスを練習しています。) - Table tennis(卓球)
アメリカでは「ping pong」とも呼ばれます。
例文:We played table tennis after school.(私たちは放課後に卓球をしました。) - Badminton(バドミントン)
発音は「バドミントン」より「バドゥミントゥン」に近いです。 - Squash(スカッシュ)
壁打ちの競技で、イギリス発祥のラケットスポーツです。
陸上競技・体操系のスポーツ名
日本語では種目ごとに言い方が違いますが、英語でも比較的シンプルです。
- Track and field(陸上競技)
走る競技全般を「track」、跳躍・投てきを「field」とまとめて表現します。 - Marathon(マラソン)
英語でもそのまま「マラソン」。
例文:He ran a full marathon last year.(彼は昨年フルマラソンを走りました。) - Gymnastics(体操)
体操競技はすべて「gymnastics」で表されます。 - Long jump(走り幅跳び)
例文:She won the long jump competition.(彼女は走り幅跳びの大会で優勝しました。)
格闘技・武道のスポーツ名
日本の武道は英語でも日本語そのまま使われることが多いです。
- Judo(柔道)
例文:He started practicing judo at the age of ten.(彼は10歳で柔道を始めました。) - Karate(空手)
例文:Karate is popular all over the world.(空手は世界中で人気があります。) - Kendo(剣道)
日本独自の武道ですが、英語圏でもそのまま「Kendo」で通じます。 - Boxing(ボクシング)
例文:Boxing is a tough sport.(ボクシングは厳しいスポーツです。) - Wrestling(レスリング)
日本ではプロレスも有名ですが、英語の wrestling は主にアマチュア競技を指します。
ウォータースポーツ(水上競技)
海やプールで行うスポーツも英語での言い方を覚えておくと便利です。
- Swimming(水泳)
例文:Swimming is my favorite sport.(水泳は私のお気に入りのスポーツです。) - Surfing(サーフィン)
例文:He enjoys surfing in Hawaii.(彼はハワイでサーフィンを楽しみます。) - Rowing(ボート競技)
例文:Rowing requires teamwork.(ボート競技にはチームワークが必要です。) - Water polo(水球)
例文:Water polo is a very tough sport.(水球はとてもハードなスポーツです。)
ウィンタースポーツ(Winter Sports)
雪や氷の上で行うスポーツは日本語と似ていますが、英語の発音に注意しましょう。
- Skiing(スキー)
例文:We went skiing in Hokkaido.(私たちは北海道でスキーをしました。) - Snowboarding(スノーボード)
略して「snowboard」でもOK。 - Ice skating(アイススケート)
フィギュアスケートは「figure skating」と言います。 - Ice hockey(アイスホッケー)
カナダや北米で人気のあるスポーツ。
マイナースポーツも英語で覚えよう
- Archery(アーチェリー)
- Fencing(フェンシング)
- Cricket(クリケット)
- Rugby(ラグビー)
まとめ:スポーツ名を英語で覚えるコツ
スポーツ名は多くがカタカナ英語として日本語に入ってきていますが、発音や使われ方に違いがある場合があります。
- アメリカとイギリスで呼び方が違うもの(例:soccer / football)
- そのまま日本語が使われているもの(例:judo, karate, kendo)
- 複合語で覚えると意味が分かりやすいもの(例:volleyball = volley + ball)
日常英会話や海外ニュースを理解するためにも、スポーツ名を正しく知っておくと便利です。