楽天市場を利用している人は多いでしょう。
けれど、「この商品、本当に最安値だったのかな?」と後から気になることはありませんか?
クーポンやポイント、セールのタイミング、ショップの選び方などを工夫すれば、同じ商品でも支払額を大きく抑えることができます。
本記事では、楽天で“できるだけ安く買う”ための具体的なコツを、実践的に使える9つのテクニックとしてご紹介します。
これらを押さえれば、普段の買い物ももっとお得にできるようになります。
① “お得な日”を把握して狙う
楽天には、毎月・定期的に「1日(ワンダフルデー)」「5と0の日」「ポイントアップ祭」など、お得な日があります。
たとえば、毎月1日は「ワンダフルデー」で、合計3,000円以上の購入で+2倍ポイント、過去購入品をリピートするとさらに+1倍になることもあります。
また、「5と0のつく日」には特定のショップでポイントアップが適用されることが多く、これを狙って買うだけで還元率が変わってきます。
まずはカレンダーに“楽天のお得日”を印をつけておくのがスタートラインです。
② スーパーSALE・お買い物マラソンなどの大型セールを活用する
楽天ならではのお得なイベントとして、「楽天スーパーSALE」や「お買い物マラソン」があります。
これらの期間中には割引クーポンが配られたり、ショップ買い回りでポイント倍率が上がったりします。
特にスーパーSALEでは、開始直後2時間限定で使える大幅割引クーポン(最大50%OFFなど)が発行されることがあります。
また、目玉枠や最安値枠という形で、通常価格から20%以上オフの条件を満たす商品を露出する制度もあります。
このようなセール時を狙って購入を集中させると、割引幅・ポイント倍率ともに大きな効果が期待できます。
③ “ショップ買い回り”でポイント倍率を稼ぐ
スーパーSALEやお買い物マラソンでよく見られるのが「ショップ買い回り」の仕組み。
複数のショップで購入することで、ポイント倍率が段階的に上がります(例:2ショップで+1倍、3ショップで+2倍…最大10倍など)
ただし、買い回るために意味のない商品を買うと逆効果なので、もともと欲しかったものを複数ショップから分散して買ったり、家族でまとめて買うなどの工夫が有効です。
また、1,000円ポッキリ商品など、単価が調整しやすい商品を組み込むことで買い回りを効率化する人も多いです。
④ クーポンをしっかり取得・利用する
楽天では、各ショップ独自のクーポンや楽天公式の割引クーポンが随時発行されています。
特にスーパーSALE時には、「対象商品最大半額クーポン」「家電クーポン」「ブランドクーポン」などが出ることがあります。
また、楽天が発行しているRaCoupon(ラ・クーポン)などのクーポンをチェックしておき、購入前に使えるか確認する習慣をつけましょう。
これによって価格が大きく変動し得ますので、クーポンを見逃さないように注意が必要です。
⑤ 値動きをチェックして“最安タイミング”を待つ
欲しい商品の値段変動をウォッチしておくのも重要です。
楽天では、商品の値段がセール開始前後で上下することがよくあります。事前に価格履歴を確認できるツールを使ったり、お気に入り登録しておいて通知を受けたりする方法があります。
また、前回のセールで買い逃した商品が、次のセールでさらに安くなることもあり得ます。複数回チェックする価値は高いです。
⑥ ポイントサイト経由を併用してポイント二重取り
楽天市場をポイントサイト経由でアクセスして買い物すると、楽天ポイントに加えてポイントサイトのポイントも得られ、実質的な還元率がアップします。
ポイントサイトによっては、楽天市場限定のキャンペーンを打って、通常より高い倍率を付けていることもあります。
ただし、ポイントサイト手数料として最低交換条件や手数料があることもあるので、事前に条件を確認しておきましょう。
⑦ 新規購入者向けクーポン・キャンペーンを活用
楽天市場では、初めて買う人向けに「初回限定クーポン」が提供されることがあります(例:2,000円OFFなど)
また、楽天24などの特定ショップでは「新規会員限定クーポン」「アプリ限定クーポン」などが出ており、日用品を安く買うチャンスになることがあります。
これらはタイミングが限られていることも多いので、会員登録だけでも早めにしておくとよいでしょう。
⑧ 配送費・送料を含めた実質コストで比較する
商品の表示価格だけで判断すると、送料などを含めたときに他ショップのほうが安くなることがあります。
同じ商品でも、送料無料ラインが違ったり、送料を上乗せしたりしてトータルコストが変わるため、送料込みで比較する習慣をつけましょう。
また、複数商品をまとめて買うことで送料を分散させる、あるいは送料無料対象ショップに絞るなどの工夫も有効です。
⑨ 楽天系列サービスを組み合わせてポイント還元を最大化する
楽天は、EC以外にも銀行、カード、モバイル、保険など様々なサービスを展開しています。
これらを複合的に使うことで、還元率を引き上げることができます(例:楽天カードを使う、楽天銀行経由の決済、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の条件を満たす等)。
楽天を普段から多く利用している人ほど、これらを意識するかどうかでお得度が大きく変わります。
締め・まとめ
楽天で“できるだけ安く買う”ためには、ただ単に割引商品を探すだけでなく、タイミング・クーポン・ポイント制度・送料などを総合的に見て判断する必要があります。
上に挙げた9つのテクニックを組み合わせれば、普段の買い物でも数%〜十数%、大きく得する可能性があります。
まずは、自分がよく買うジャンル(家電/日用品/ファッション等)に絞って、上記のうち使いやすい方法から取り入れてみるのがおすすめです。
定期的に見直しながら、無理なくお得度を上げていきましょう。