毎日を過ごしていると、ついカレンダーの日付がただの数字に見えてしまうことがあります。
でも実は、日付ごとに「今日は何の日？」と呼ばれる記念日や出来事があるんです。10月7日も、調べてみると興味深いエピソードがたくさんありました。身近な食べ物に関する記念日から、歴史的な出来事、そして世界で起こった大きなニュースまで。今日はそんな「10月7日」にまつわる出来事を紹介していきたいと思います。
10月7日は「盗難防止の日」
10月7日と聞いても、ピンとくる人は少ないかもしれません。実はこの日は「盗難防止の日」とされています。数字の「10」と「7」を組み合わせて「盗難（トーナン）」と読む語呂合わせから制定されたそうです。
車や自転車の盗難被害は、いつの時代もなくなりません。自転車に関しては「ちょっとコンビニに寄るだけだから」と鍵をかけずに置いていく人も多いですが、そういうときに限って盗まれるもの。10月7日には「改めて鍵を確認してみよう」と気を引き締めるきっかけにすると良いですね。
10月7日は「ミステリー記念日」
推理小説やサスペンスドラマが好きな人にとっては嬉しい日。1849年10月7日、アメリカの作家エドガー・アラン・ポーが亡くなったことに由来して「ミステリー記念日」と呼ばれています。
ポーは「黒猫」や「モルグ街の殺人」などで知られる怪奇・探偵小説の第一人者。日本の江戸川乱歩がペンネームをつけるときに「エドガー・アラン・ポー」からヒントを得たという話は有名です。
本格的に秋の夜長が始まるこの時期に、ミステリー小説を読み返すのもいいかもしれません。
10月7日は「バーコードの日」
1973年10月7日、日本で初めてバーコードが実用化されたことを記念して「バーコードの日」とされています。
いまやスーパーやコンビニで商品を買うとき、レジで「ピッ」と鳴らす光景は当たり前ですが、当時は画期的な技術でした。
バーコードが普及することで、商品の管理や流通が一気に効率化され、現代の大量消費社会を支える基盤にもなっています。
スマホ決済やQRコードのような新しい技術につながる出発点と考えると、ただの縞模様がぐっと面白く見えてきますよね。
付が実は歴史の転換点になっていたりして、カレンダーの奥深さを感じます。
10月7日生まれの有名人
記念日や出来事と同じくらい気になるのが「誰が生まれた日なのか」ということ。調べてみると、10月7日生まれにはさまざまなジャンルで活躍する人がいました。
- プーチン（1952年）：ロシア大統領。
- 氷室京介（1960年）：BOØWYのボーカルとして一世を風靡したロックミュージシャン。
- 生田斗真（1984年）：俳優。映画や舞台で幅広く活躍しています。
同じ誕生日の人を探してみると、ちょっと親近感が湧きますよね。
季節の雑学：10月7日の風景
10月7日といえば、日本ではちょうど秋が深まっていく時期。地域によっては稲刈りが終わり、新米が出回り始める季節です。
また、気温も下がってきて、夜には虫の声が心地よく響きます。「秋の夜長」と言われるように、ゆっくり本を読んだり、音楽を聴いたりするのにぴったりの季節。
10月7日のような何気ない日こそ、自分の時間を楽しむいいきっかけになるのかもしれません。
まとめ
10月7日は「盗難防止の日」「ミステリー記念日」「バーコードの日」と、ユニークな記念日が重なっている日でした。さらに、歴史的な出来事や有名人の誕生日も多く、ただの数字では終わらない意味を持っています。
日常のなかで「今日は何の日？」と意識してみると、いつものカレンダーがちょっと特別に見えてきます。明日からの日付も、調べてみると新しい発見があるかもしれません。