仕事やプライベートでやるべきことが山積みになると、どこから手をつけたらいいのか分からなくなることはありませんか？
そんな時に役立つのが「Googleカレンダー」を使ったタスク管理です。カレンダーというと予定だけを入れるイメージがありますが、実は「タスク管理機能」も備わっており、ToDoリストとして活用することができます。
本記事では、Googleカレンダーを活用して日々のタスクを効率よく管理する方法を初心者向けに丁寧に解説します。
Googleカレンダーとは？
Googleカレンダーは、Googleが提供している無料のスケジュール管理ツールです。パソコンでもスマートフォンでも利用でき、Googleアカウントがあれば誰でもすぐに使い始めることができます。
予定の登録、通知の設定、共有カレンダーなど多機能で、ビジネスでも個人の生活管理でも幅広く使われています。
Googleカレンダーには「予定」とは別に、「タスク」を登録する機能があり、この機能を活用すれば、日々のToDo管理が格段にラクになります。
タスクと予定の違いを理解しよう
Googleカレンダーを本格的に活用する前に、「予定」と「タスク」の違いを把握しておきましょう。
- 予定（イベント）
時間が明確に決まっている行動。たとえば「13:00〜14:00 会議」など。 - タスク（ToDo）
「やるべきこと」であって、必ずしも時間が決まっていないもの。たとえば「資料を作成する」や「買い物をする」など。
予定は時間をブロックして管理しますが、タスクは“その日中”や“期限内”に完了すればよいものです。
この違いを理解して使い分けることで、Googleカレンダーの利便性がぐっと上がります。
タスクの登録方法（パソコン編）
- Googleカレンダーを開く
Googleアカウントにログインし、カレンダー（https://calendar.google.com/）にアクセスします。 - 「タスク」サイドパネルを開く
画面右側にあるサイドパネルの「チェックマークのアイコン（Tasks）」をクリックします。 - 新しいタスクを追加
「タスクを追加」ボタンをクリックし、タスクの名前を入力。必要に応じて詳細や期日、サブタスクも追加できます。 - 完了チェックで進捗管理
完了したタスクは、チェックボックスをクリックするだけで「完了」扱いになります。
タスクの登録方法（スマホ編）
Googleカレンダーのスマホアプリでもタスク管理が可能です。以下の手順で操作します。
- Googleカレンダーアプリを開く
- 右下の「＋」ボタンをタップ
- 「タスク」を選択
- タイトル・詳細・期日を入力
- 保存をタップして完了
スマホの場合、Google ToDoリストアプリ（Google Tasks）と連携することで、より柔軟にタスクの作成・確認ができます。
カレンダー上にタスクを表示する方法
作成したタスクは、デフォルトでは非表示になっていることがあります。
以下の操作でカレンダー上に表示させることができます。
- カレンダー左側の「マイカレンダー」欄にある「タスク」にチェックを入れる
- これで、タスクの期日がGoogleカレンダー上に表示されるようになります
タスクがカレンダーに表示されることで、予定とのバランスを視覚的に確認しやすくなり、無理のないスケジューリングが可能になります。
タスクの使い方をレベルアップするコツ
● サブタスクを活用する
大きなタスクは細かく分けて「サブタスク」として登録しましょう。たとえば「引っ越し準備」というタスクには、「荷物の整理」「ゴミ出し」「業者の予約」などのサブタスクをつけられます。
● タスクに期限を設ける
期限があることで、優先順位の判断がしやすくなり、先延ばしを防げます。特に仕事のタスクには必ず期限をつける習慣をつけましょう。
● 毎日見返す
朝の習慣としてGoogleカレンダーのタスク一覧を見返すことで、やるべきことの整理ができます。終わったらこまめにチェックを入れることで達成感も得られます。
タスク管理に役立つ連携ツール
Googleカレンダーは他のGoogleサービスや外部ツールとも連携できます。以下は代表的なものです。
- Google Keep：メモやアイデアを保存し、あとからタスク化しやすい
- Googleリマインダー：リマインダーもカレンダーに表示可能（ただし、今後はTasksに統合される予定）
- Zapier/IFTTT：外部アプリと連携し、自動でタスクを登録することも可能です
タスク管理がうまくいくと何が変わる？
Googleカレンダーでタスクを管理することで、以下のようなメリットがあります。
- やるべきことを「見える化」できる
- 頭の中のモヤモヤを解消できる
- 「今日中にやること」に集中できる
- 時間と労力の無駄が減る
- 生活にメリハリがつく
予定とタスクを一元管理することで、「やることを忘れない安心感」と「予定に追われない自分主導の生活」が手に入ります。
まとめ：Googleカレンダーで“自分マネジメント”を始めよう
Googleカレンダーは、単なるスケジュール帳ではありません。タスク機能を使えば、日々のやるべきことを一元管理し、抜け漏れや先延ばしを防げます。
しかも無料で使えるのに、スマホとPCの両方からアクセスでき、他のGoogleサービスともスムーズに連携できます。
毎日が忙しく感じる人こそ、Googleカレンダーを活用したタスク管理を始めてみてください。
やるべきことが整理されると、心にも時間にも余裕が生まれます。