本日は、OneDriveの使い方について解説させていただきます。
OneDriveは、Microsoftのクラウド上の個人ストレージです。
パソコン内だけでなく、Microsoftクラウド上に保存できるため、複数のデバイス間で
共有、パソコン内のデータのバックアップも簡単にできます。
通常は、Windowsに最初からインストールされています。
何らかの理由でアンインストールされた方は、下記のURLからインストールファイルをダウンロードし、インストールができます。
インストールファイルをダウンロードしましょう。
ダウンロード後にファイルを実行します。
インストールが始まります。特に操作することなく終了します。
インストール完了したら、プログラムの一覧に現れます。
起動してみましょう。
OneDriveを使うには、Microsoftアカウントが必要です。
Microsoftアカウントは、無料版、有料版があります。
無料版、有料版によって、使用できるストレージ容量が異なります。
インストール後の設定です。
Microsoftアカウントのメールアドレスを入力します。入力後、サイインをクリックします。
「次へ」をクリックします。
「次へ」をクリックします。
OneDriveの保存先が表示されています。
把握しておくとよいと思います。(C:\user\ユーザ名\OneDrive)
「次へ」をクリックします。
「次へ」をクリックします。
「後で」をクリックします。
準備できました。OneDriveフォルダーを開くをクリックしましょう。
フォルダが表示されます。
それでは、OneDriveの設定を確認しましょう。
下記からOneDriveの設定を確認、変更できます。
赤枠をクリックします。
表示されたメニューから「ヘルプと設定」をクリックします。
メニューから「設定」をクリックします。
設定画面の各項目について説明します。
まずは、「設定」タグからです。
下記の状態は、デフォルトの状態です。
特に変更する項目はないと思いますが、2点補足します。
1.自動起動 Windowsが起動したときに自動的に開始になっています。
少しでも負荷を軽くしたい方はチェックを外して、使いたいときに起動する
使い方でもよいと思います。
2.ファイルオンデマンド チェックを付けておくことで、クラウド側のみに保存することが可能です。チェックを外すと常にクラウドと同じ状態になるため、パソコン側にかなりの容量を使うことになる可能性があります。
続いて「アカウント」タグからです。
赤枠部分に現在同期しているアカウント名が記載されています。
「アカウントを追加」ボタンをクリックすると、複数のアカウントを管理できます。
フォルダ選択をクリックすると、クラウド側からパソコンにダウンロードするファイル、フォルダを選べます。
個人用Valtとは、安全性の高い特殊なフォルダです。
フォルダにアクセスするには、メールなどで本人認証し、ロックを解除する必要があります。この設定では、ロックを解除してから、再びロックするまでの間隔を指定できます。
続いて「バックアップ」です。
「バックアップを管理」ボタンをクリックすると下記ウインドウが表示されます。
フォルダを選択し、「バックアップ開始」ボタンをクリックすると、クラウドへのバックアップが開始されます。容量が大きい場合は、パソコンを使わない時間に行うのがよいでしょう。
続いて、「ネットワーク」。
アップロードとダウンロードの速度を設定できます。
パソコンを使いながら、アップロード、ダウンロードする場合は容量を考えながら、制限することもよいと思います。
続いて、オフィスです。
ファイルのコラボレーションとは、同時編集を可能にすることです。
また、同期の競合の方法を選択できます。
最後に、バージョンです。
OneDriveに新しいバージョンが出た時に確認することがあるかと思います。
では、実践としてファイルをアップロードしてみます。
いくつか種類はありますが、もっとも簡単な方法として、OneDriveフォルダへファイルやフォルダーをコピー、移動するだけです。
アップロード後です。
エクスプローラの状態の項目が緑のチェックマークがつきます。
これは、PCとクラウド両方にファイルがあるという意味になります。
つまり、アップロード完了です。
ちなみに、雲マークは、クラウドのみに存在するファイルという意味です。
では、クラウド上のonedriveにあるか確認してみましょう。
下記からoffice365にログインします。
https://www.office.com/?omkt=ja-jp
ログイン後、トップページから「OneDrive」へ行きましょう。
下記がOneDrive内のファイルです。
すでにアップロードされています。
該当のファイルを選択し、右クリックから「削除」を選びます。
注意したいのは、通常の設定のままだと、クラウド側で削除した場合、
PC側の同期され、削除されてしまいます。
PC側で削除した場合も同様にクラウド側のファイルも削除されます。
同期させたくない場合は、「同期の停止」
削除されてしまった場合は、クラウド側の「復元機能」を利用しましょう。
ファイルの共有は、リンクを使ってできます。
Web上でもPCでも共有したいファイル、フォルダを右クリックし、「共有」を選びます。
共有方法は、リンクです。
パスワードや共有期間を指定できます。
共有範囲 は指定できます。
1.リンクを知っている人
2.特定の人
設定で確認したバックアップがバックアップできるフォルダです。
デスクトップ、ドキュメント、写真です。
「バックアップ開始」ボタンをクリックするとバックアップが開始されます。
最後にもっと頼もしいファイルの復元についてです。
もしも、誤操作等でファイルがなくなった場合、下記の操作で指定日時の状態にOnedriveを戻せます。
画面右上の歯車(設定)をクリックします。
メニューから「OneDriveを復元する」をクリックします。
戻したい日時を選択し、「復元」ボタンをクリックします。
戻ってくれるはずです!
以上、少し長くなりましたが、OneDriveの機能をざっと紹介させていただきました。
PC以外にストレージを持つことができ、利用用途はたくさんあると思います。
有料版で1TB使えると、PC丸ごとバックアップなんてことも可能ですね。