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PowerShellでディスクのボリューム情報を取得!Get-Volumeコマンドの使い方徹底解説

Windows環境において、ディスクやドライブの状態を素早く把握したいときに便利なのが、PowerShellのGet-Volumeコマンドです。GUIの「ディスクの管理」では時間がかかる場面でも、PowerShellを使えば一瞬でボリュームの状態を確認できます。本記事では、Get-Volumeコマンドの基本的な使い方から、活用事例、よく使うオプション、さらには他のコマンドとの連携例まで詳しく解説します。初心者にもわかりやすいように丁寧に解説していますので、ぜひ最後までお読みください。


Get-Volumeとは何か?

Get-Volumeは、Windows PowerShellで利用できるコマンドレットの一つで、PCに接続されているストレージの「ボリューム情報」を取得するために使用します。ボリュームとは、ディスク上で作成された領域のことで、通常CドライブやDドライブといった形で表示されます。

このコマンドにより、以下のような情報を取得することができます。

  • ドライブ文字(例:C、D)
  • ファイルシステム(NTFS、ReFSなど)
  • ラベル(ボリューム名)
  • 使用容量と空き容量
  • ヘルスステータス(正常、警告など)

これらの情報を一括して取得できるため、スクリプトや管理業務に非常に役立ちます。


基本的な使い方

Get-Volumeコマンドを実行するには、PowerShellを起動して以下のように入力するだけです。

Get-Volume

これにより、システム内のすべてのボリュームの情報が一覧で表示されます。表示される代表的な情報は以下のとおりです:

名前説明
DriveLetterドライブの文字(例:C)
FileSystemファイルシステムの種類(例:NTFS)
HealthStatus健康状態(例:Healthy)
SizeRemaining残りの空き容量
Sizeボリュームの全体容量
ObjectId一意の識別子

実行結果をわかりやすくするために、Format-Tableで表示形式を整えることもできます。

Get-Volume | Format-Table DriveLetter, FileSystem, HealthStatus, SizeRemaining, Size -AutoSize

特定のドライブ情報を取得する

Get-Volumeには、特定のドライブだけを指定して情報を取得する方法もあります。たとえば、Cドライブの情報だけを見たい場合は以下のようにします。

Get-Volume -DriveLetter C

このように、-DriveLetterパラメータを使えば、不要な情報を省いて効率的に確認できます。


他のコマンドと組み合わせて使う

PowerShellの強みは、複数のコマンドを連携させてより高度な処理ができる点です。以下にいくつかの例を紹介します。

使用率が80%以上のボリュームを抽出する

Get-Volume | Where-Object { ($_.Size - $_.SizeRemaining) / $_.Size -gt 0.8 }

このスクリプトは、全体の使用量が80%を超えるボリュームをフィルタリングして表示します。容量の逼迫を検知する用途に便利です。

CSV形式で保存する

Get-Volume | Select-Object DriveLetter, Size, SizeRemaining | Export-Csv -Path "C:\volume_report.csv" -NoTypeInformation

これはボリュームの情報をCSVファイルに出力する例です。レポート作成や履歴管理に活用できます。


管理者権限での実行が必要なケース

通常のGet-Volumeコマンドは、一般ユーザー権限でも実行可能ですが、以下のようなシナリオでは管理者権限が必要になる場合があります。

  • BitLockerの状態確認
  • 一部のリムーバブルディスクや外付けHDDの詳細情報取得

そのため、PowerShellを実行するときは「管理者として実行」するクセをつけておくと安心です。


トラブル時の対処方法

Get-Volumeを実行してもエラーが出る、情報が取得できないといった場合には、以下の点を確認してください。

  • PowerShellのバージョン:古い場合は最新版へアップデート
  • 実行ポリシー:Get-ExecutionPolicyで確認し、必要に応じて変更
  • デバイスドライバ:ディスクドライブが正常に認識されているか「デバイスマネージャー」で確認

また、Get-PhysicalDiskGet-Partitionなどの他のディスク関連コマンドレットと組み合わせることで、より詳細な診断が可能です。


よくある質問(FAQ)

Q1. Get-VolumeGet-PSDriveの違いは?
A1. Get-Volumeは物理ドライブの情報(サイズや空き容量、ファイルシステムなど)を取得しますが、Get-PSDriveはPowerShellで使用できるドライブ全般(レジストリや環境変数など含む)を一覧表示します。用途が異なるため使い分けが必要です。

Q2. 外付けUSBの情報も取得できる?
A2. はい、外付けHDDやUSBメモリもボリュームとして認識されていれば、Get-Volumeで確認できます。

Q3. ディスクのヘルスチェックに使える?
A3. HealthStatusで「Healthy」などの状態が確認できます。ただし、完全なヘルスチェックにはGet-PhysicalDiskSMART情報との連携も検討しましょう。


まとめ

PowerShellのGet-Volumeコマンドは、Windows環境でディスクのボリューム情報を効率よく取得できる便利なツールです。ドライブの状態把握やレポート作成、スクリプトによる自動化まで、幅広い用途に活用できます。管理業務の効率化を目指す方は、ぜひこのコマンドを使いこなしてみてください。

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