5月17日は、何気ない一日と思われがちですが、実は世界中でさまざまな記念日や出来事が重なる特別な日です。国際的な記念日から日本独自の記念日、過去に起きた歴史的な出来事、有名人の誕生日まで、幅広いエピソードが詰まっています。この記事では、そんな「5月17日」について詳しく掘り下げてご紹介します。毎日の生活にちょっとした豆知識を加えてみませんか?
5月17日は、国際連合の専門機関である「国際電気通信連合(ITU)」によって制定された「世界電気通信および情報社会の日(World Telecommunication and Information Society Day)」です。
この日は、1865年5月17日にITUの前身である「国際電信連合」が設立されたことを記念して定められました。
情報通信技術(ICT)の発展によって世界中の人々がよりよくつながり、情報格差を減らしていくことを目的に、2006年から現在の名称に変更されています。
この日は、デジタルデバイド(情報格差)を埋める活動や、持続可能な社会におけるICTの役割を再認識する機会でもあります。
日本において5月17日は「お茶漬けの日」としても知られています。
この記念日は、永谷園が制定したもので、お茶漬けの元祖といわれる永谷宗七の命日にちなんでいます。
江戸時代に活躍した永谷宗七は、現在のお茶漬けの原型ともいえる「永谷園製法」を確立した人物として知られており、日本の食文化の一部であるお茶漬けの普及に貢献しました。
シンプルながら奥深いお茶漬けは、現代でも忙しい朝や夜食にぴったりの一品。
この日をきっかけに、自宅でお茶漬けを味わってみてはいかがでしょうか。
5月17日は、過去にも多くの歴史的な出来事が起こっています。以下に主なトピックを紹介します。
アメリカ合衆国で人種差別に関する重要な裁判が行われたのが1954年5月17日。
「ブラウン対教育委員会事件」において、最高裁判所は「人種分離教育は違憲である」と判断しました。
この判決は、アメリカ国内の公民権運動に大きな影響を与え、のちのマーティン・ルーサー・キングJr.の活動にもつながっていきます。
アメリカ・マサチューセッツ州で、全米で初めて同性婚が合法化されたのが2004年5月17日。
これはLGBTQ+の権利向上において画期的な日として、アメリカだけでなく世界的にも注目されました。
この日に生まれた著名人を紹介します。芸術家から俳優、スポーツ選手まで、さまざまな分野で活躍する人物がいます。
5月17日は、アートやスポーツ、文化に貢献してきた人々の誕生日でもあり、彼らの功績をたたえる日としても意義深いですね。
5月17日生まれの人は、理知的で思慮深く、社会全体の幸福に関心を持つ傾向があるといわれています。
情報を整理し、他人の役に立つように行動する人が多く、人間関係においても信頼されやすい性格です。
この日に生まれた方は、情報社会の発展と深くリンクする記念日と縁があるため、ITや教育、社会活動などの分野で活躍する人も多いようです。
最後に、ちょっとした豆知識を紹介しましょう。
おうし座の人は、粘り強く実直で、着実に目標を達成していく力を持つとされます。
5月17日は、世界的な記念日である「世界電気通信および情報社会の日」や、日本の食文化を象徴する「お茶漬けの日」など、さまざまな意味を持つ日です。
また、歴史的な出来事や有名人の誕生日なども重なっており、知れば知るほど興味深い一日といえるでしょう。
何気ない一日が、実は多くの人々の思いや歴史とつながっていることに気づかされます。
今日という日を、少しだけ意識して過ごしてみませんか?