Outlookを使っていて、「同じメールが何通も受信トレイに入っている」「削除してもまた同じメールが届く」といった経験はありませんか。
受信メールの重複は、業務効率を大きく下げるだけでなく、重要なメールを見落とす原因にもなります。
実はこの現象、Outlookの不具合というよりも、アカウント設定や受信方法、サーバーとの同期の問題が原因になっているケースがほとんどです。
この記事では、Outlookで受信メールが重複してしまう主な原因を整理し、それぞれに対する具体的な対応方法をわかりやすく解説します。
Outlook初心者の方でも実践できる内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
Outlookの受信メール重複には、いくつか共通した症状があります。
・同じ件名・送信者・日時のメールが複数表示される
・削除したメールが再度受信トレイに表示される
・起動するたびに同じメールが増えていく
・スマホとPCの両方で同じメールが二重に見える
これらの症状がある場合、設定や同期のどこかに問題がある可能性が高いです。
最も多い原因が、同じメールアドレスをOutlookに複数回登録しているケースです。
たとえば、
・POP設定とIMAP設定の両方で同じアドレスを登録している
・アカウント追加時に失敗し、再設定した結果、二重登録になっている
この状態では、同じメールを別々のアカウントとして受信するため、必ず重複します。
削除前に、どちらのアカウントが正しく使われているか必ず確認しましょう。
POPメールを使っている場合、「サーバーにメッセージのコピーを残す」設定が原因で重複することがあります。
この設定が有効だと、
・PC
・ノートPC
・スマートフォン
など複数の端末が、それぞれ同じメールを受信してしまいます。
複数端末で使う場合は、IMAPへの切り替えも検討するとよいでしょう。
同じメールアドレスを、
・PCではIMAP
・スマホではPOP
といった形で使っていると、メールの管理が一致せず、重複や再受信が発生しやすくなります。
IMAPは「サーバーと同期」、POPは「端末にダウンロード」という仕組みの違いが原因です。
・すべての端末でIMAPに統一する
・POPを使う場合は1台の端末に限定する
現在はIMAPの方がトラブルが少なく、管理もしやすいためおすすめです。
Outlookの受信ルールが原因で、
・同じメールを複数のフォルダにコピー
・移動とコピーが同時に行われる
といった設定になっているケースもあります。
特に過去に作ったルールは、意図せず重複の原因になりがちです。
Outlookのデータファイルが破損すると、表示上だけメールが重複して見えることがあります。
実際にはメールが1通でも、
・同期エラー
・インデックス不整合
によって複数表示されるケースです。
・Outlookを終了
・受信トレイ修復ツール(scanpst.exe)を実行
・または新しいOutlookプロファイルを作成
特に長年同じ環境を使っている場合、この原因は要注意です。
一時的なネットワーク不安定や、メールサーバー側の問題で、
「受信完了」と判断されず、同じメールを再取得してしまうことがあります。
・インターネット接続を確認
・Outlookを再起動
・一定時間を置いて再同期
頻発する場合は、アカウントの再設定も有効です。
すでに重複してしまったメールは、手作業で消すのは大変です。
・並び替え機能で件名・送信者順に並べる
・検索で同じ件名を抽出
・不要なメールをまとめて削除
定期的に整理することで、今後のトラブルにも気づきやすくなります。
Outlookで受信メールが重複する原因は、設定ミスや受信方式の違いがほとんどです。
特に、
・アカウントの二重登録
・POP設定の「サーバーにメッセージを残す」
・IMAPとPOPの混在
この3点は非常に発生頻度が高いため、最初に確認することをおすすめします。
正しく設定を見直せば、メールの重複は解消でき、Outlookを快適に使えるようになります。
「また同じメールが届いている」と感じたら、ぜひこの記事の内容を一つずつチェックしてみてください。