Excelは業務でもプライベートでも多くの人に使われている便利な表計算ソフトです。
しかし、セルに入力した数式が正しく計算されない、想定した結果が表示されないというトラブルに直面した経験はありませんか?
本記事では、Excelで数式がうまく計算されない代表的な原因と、その解決方法を具体的に解説します。
初心者の方でもわかりやすいように、事例ごとに丁寧に紹介していきます。この記事を読めば、もう数式トラブルに悩まされることはありません。
Excelでは、セルの表示形式が「文字列」になっていると、数式を入力しても計算が行われず、ただの文字列として表示されてしまいます。たとえば「=1+1」と入力しても「2」ではなく「=1+1」とそのまま表示されてしまうのです。
解決策:
Excelには計算方法の設定があり、「手動」に設定されていると、数式を変更しても再計算されません。
解決策:
数式の中に全角の「=」や「+」が使われていたり、先頭に余計な空白が入っていると、Excelはそれを数式と認識しません。
例:
× =1+1(全角)
○ =1+1(半角)
解決策:
関数の引数のカッコ閉じ忘れ、カンマの位置、数式の構成ミスなどがあると、Excelはエラーを返すか計算をスキップします。
例:
× =SUM(A1,A2
× =IF(A1>0″A”, “B”)
○ =SUM(A1,A2)
○ =IF(A1>0,”A”,”B”)
解決策:
参照しているセルにエラーが含まれていると、その影響で数式の結果も正しく表示されないことがあります。
例:
セルA1:#DIV/0!
セルB1:=A1+1
→ #DIV/0!
解決策:
IFERROR
関数を使ってエラー処理を追加しましょう。=IFERROR(A1+1, "")
セル内に改行(Alt+Enter)や不可視の文字が含まれていると、見た目にはわからなくてもExcelがうまく処理できないことがあります。
解決策:
CLEAN
関数やTRIM
関数を使って、セルの中身をきれいにする。=TRIM(CLEAN(A1))
シートやブックが保護されていると、数式の編集や再計算が制限される場合があります。
解決策:
CSVファイルやTXTファイルとして保存されたExcelファイルでは、数式が文字列として扱われることがあります。
解決策:
上記を試しても解決しない場合、次の操作で再計算を促すことができます。
最後に、数式トラブルを未然に防ぐための工夫を紹介します。
まとめ:
Excelの数式が正しく計算されないと、仕事や作業の効率が大きく落ちてしまいます。
本記事で紹介したように、原因はさまざまですが、基本的なチェックポイントを押さえることで多くの問題はすぐに解決できます。
困ったときは慌てず、一つずつ原因を探っていきましょう。Excelの機能を正しく使いこなせば、業務効率も大きく向上します。