Excelで作業していると、日付が突然「45123」や「45201」といった数字に変わってしまい、困った経験はありませんか?
これはExcelが日付を内部的に「シリアル値」という数字で管理しているために起こる現象です。
数字を日付に戻すには正しい方法を知っておく必要があります。
本記事では、Excelで日付が数字に変わる原因と、その戻し方をステップごとに解説します。
初心者でも簡単に理解できるよう、画像なしでもわかる丁寧な説明でお届けします。
まず、Excelで「2025/12/17」などの日付が「45672」といった数字になるのは、Excelが日付を「シリアル値」という数値で管理しているためです。
Excelでは「1900年1月1日」を「1」として、その日からの日数をカウントして記録しています。
たとえば、
というように、Excelは内部的には数字として扱っているのです。
つまり、数字に変わったわけではなく、「日付表示が解除されて数値表示に戻ってしまった」だけなのです。
主な原因としては以下のようなものがあります。
この仕組みを理解すると、焦らずに元に戻すことができます。
最も基本的で確実な方法は、「セルの書式設定」で表示形式を「日付」に戻すことです。
これで、「45123」などの数字が「2023/08/15」のような日付形式に戻ります。
もし複数のセルがある場合は、範囲選択をして一括で変更できます。
また、Ctrl + 1キーを押すと、すぐに「セルの書式設定」を開くことも可能です。
シリアル値を手動で書式変更できない場合、関数を使って変換する方法もあります。
特に、データを関数で生成している場合や、他のソフトからインポートしたデータに有効です。
TEXT関数は、数値を指定した形式の文字列に変換する関数です。
構文:
=TEXT(A1,"yyyy/mm/dd")
A1セルに「45123」が入っている場合、結果として「2023/08/15」と表示されます。
ただし、この方法では結果は文字列になる点に注意しましょう。
見た目上は日付ですが、Excelは日付として扱いません。
もし「年・月・日」が別々の列にある場合は、DATE関数を使います。
構文:
=DATE(2025,12,17)
このようにすれば、Excel上で正しい日付データとして認識されます。
CSVファイルをExcelで直接開くと、日付が「20251217」や「45123」のように変わってしまうことがあります。
この場合は、テキストファイルウィザードを使って正しい形式でインポートするのが効果的です。
これで、インポートしたデータが正しい日付形式で表示されます。
シリアル値を知っておくと、Excelの日付操作がぐっと便利になります。
Excelでは日付を計算できるため、シリアル値のままでも活用可能です。
たとえば、
=TODAY() - A1
とすれば、「今日からA1の日付までの日数差」が自動で計算されます。
また、日付の足し算・引き算も可能です。
=A1 + 7
とすれば、「A1の日付の1週間後」が得られます。
このように、日付を数値として扱うことで、経過日数の計算やスケジュール管理にも活用できます。
書式を変更しても戻らない場合、以下のポイントを確認しましょう。
=DATEVALUE(A1)関数で変換します。Excelでは、日付を「西暦表示」や「和暦表示」に変更することも可能です。
業務文書では和暦が求められる場合も多いため、覚えておくと便利です。
→ =TEXT(関数,"yyyy/mm/dd") で見た目を整えます。
→ =DATE(LEFT(A1,4),MID(A1,5,2),RIGHT(A1,2)) で日付形式に変換可能です。
→ セルをコピーして「値貼り付け」→「書式設定」で日付に変更。
これらを試せば、ほとんどのケースで数字を日付に戻すことができます。
Excelで日付が数字になるのは、故障ではなく「表示形式」が原因です。
日付は内部的にシリアル値として保存されているため、見た目を「日付形式」に戻すだけで元通りになります。
主な対処法は以下の通りです。
この仕組みを理解しておけば、日付が数字になっても慌てることはありません。
Excelの基本動作を知ることは、効率的なデータ管理の第一歩です。