OneNoteは、Microsoftが提供する強力なデジタルノートアプリです。仕事やプライベートでのメモ管理に最適で、使いこなせば作業効率が大幅に向上します。
しかし、「OneNoteを使っているけれど、便利な機能を活用しきれていない」と感じている方も多いのではないでしょうか?
本記事では、OneNoteの便利な小技を10個紹介します。これらを活用すれば、ノート整理や情報検索がよりスムーズになります。ぜひ参考にしてみてください!
OneNoteの便利な小技10選
1. クイックノートを活用して即座にメモを取る
OneNoteでは、思いついたことをすぐに記録できる「クイックノート」機能があります。
使い方
- Windowsキー+N を押すと、すぐに新しいノートを開くことが可能。
- メモを書いた後、自動的に「クイックノート」セクションに保存される。
- 後で整理すれば、アイデアやメモを逃さず管理できる。
2. 音声メモで効率的に記録
タイピングが間に合わない場合は、音声メモ機能を活用しましょう。
使い方
- 「挿入」タブ → 「録音」 を選択すると録音が開始される。
- 録音中にメモを取ると、再生時に該当部分へ自動ジャンプ可能。
- 会議や講義の録音に最適。
3. 手書き文字をテキストに変換
タブレットで手書きした文字を、簡単にテキスト化できます。
使い方
- 「描画」タブから「インクをテキストに変換」を選択。
- 手書きの文字をなぞると、自動でテキストに変換される。
- 手書きとタイピングの併用が可能で、ノート作成の自由度が高まる。
4. ノート内の文字検索で情報を即座に発見
OneNoteでは、ノート内のテキストはもちろん、画像や手書き文字も検索できます。
使い方
- Ctrl + F で検索バーを開く。
- キーワードを入力すると、関連する箇所がハイライトされる。
- 画像内の文字もOCR機能で検索可能。
5. Webページをそのまま保存(OneNote Web Clipper)
OneNoteには、Webページの内容を直接保存できる「OneNote Web Clipper」があります。
使い方
- OneNote Web Clipper(Chrome拡張機能)をインストール。
- 保存したいWebページを開いた状態で、拡張機能をクリック。
- 記事全体、簡略表示、スクリーンショットのいずれかで保存可能。
6. タグ機能でノートを整理整頓
タグを活用すると、重要な情報を一目で識別できます。
使い方
- 「ホーム」タブからタグ一覧を開く。
- 重要、タスク、質問などのタグをノートに追加。
- 「Ctrl + Shift + T」でタグをすばやく適用可能。
7. OneNoteで簡単にタスク管理
Microsoft To DoやOutlookと連携し、タスク管理を効率化できます。
使い方
- ノート内のToDoリストを作成。
- 項目を右クリックし「Outlook タスクに追加」を選択。
- 期限を設定し、OutlookやTo Doアプリと同期。
8. セクションとページを階層化して整理
OneNoteでは、セクションやページを階層化することで、整理しやすくなります。
使い方
- ノートブック内で「セクション」を作成。
- 各セクションの中に「ページ」「サブページ」を作成し、整理する。
- ドラッグ&ドロップ で並び替えも可能。
9. PDFにエクスポートして共有
作成したノートをPDF化すれば、他の人と簡単に共有できます。
使い方
- 「ファイル」→「エクスポート」を選択。
- フォーマットを「PDF」に設定し、保存。
- メールやクラウドストレージで共有可能。
10. OneNoteのノートを共有してチームで活用
リアルタイムでチームメンバーとノートを共有し、共同編集が可能です。
使い方
- 「共有」ボタンをクリックし、共有したい相手のメールアドレスを入力。
- 閲覧のみ/編集可能の権限を選択。
- Microsoft 365環境なら、変更履歴も確認できる。
まとめ
OneNoteは、メモを取るだけでなく、情報の整理・検索・共有を簡単に行える多機能ツールです。
今回紹介した10の小技を活用すれば、業務の効率化や情報整理がスムーズになります。
ぜひ、日常の業務や学習にOneNoteを取り入れて、より便利に使いこなしてみてください!