Teamsは、組織外のユーザーと共同作業を行う際に、「ゲストユーザー」と「外部ユーザー」という2つのユーザがあります。
ゲストユーザと外部ユーザについて、今回は解説します。
チームの所有者が、組織外のユーザーを「チーム」に招待することで、ゲストユーザーとして参加させることができます。
招待されたチームやチャネルに参加し、ファイルの共有、会議への参加など、チーム内の様々な機能を利用できます。
ゲストユーザーは、組織のMicrosoft Entra IDにゲストアカウントとして登録されます。
・ゲストユーザとして招待する例
外部のクライアント企業の担当者をプロジェクトチームに招待する
パートナー企業のエンジニアを開発チームに招待する
組織外のユーザーと「1対1」でチャットや音声/ビデオ通話を行うことができます。
チームやチャネルに参加することはできません。
※外部ユーザーもMicrosoft Teamsのアカウントを持っている必要があります。
外部ユーザとして招待する例
別の部署の同僚と個別に相談したい場合
外部の会社の人と個別に連絡を取りたい場合
チームで共同作業を行う場合:は、「ゲストユーザー」
個人間でコミュニケーションを取りたい場合は、「外部ユーザー」となります。
下記は、ゲストユーザと外部ユーザの違いをまとめた表になります。
項目 | ゲストユーザー | 外部ユーザー |
招待 | チームに招待 | 招待不要 |
アクセス範囲 | チーム内の機能 | 1対1のチャット/通話 |
アカウント | Microsoft Entra IDのゲストアカウント | Microsoft Teamsのアカウント |
主な用途 | チームでの共同作業 | 個人間のコミュニケーション |
今回は、ゲストユーザと外部ユーザとの違いについて解説しました。