今回は、Teamsで画面共有を行い、相手の画面を操作する方法について解説します。
操作の説明やトラブル対応等で画面共有を使うことで、対応時間を削減できるようになります。
操作の概要としては下記になります。
1.AさんとBさんが通話し、Bさんが共有ボタンを押して、Bさんの画面をAさんに共有します。
2.AさんがBさんに画面を操作する制御権を要求します。
3.Bさんは、Aさんからの制御権の要求を許可します。
これで、AさんはBさんの画面を操作することができるようになります。
操作方法を解説していきます。
最初にAさんBさんが通話をはじめます。
画面共有を行います。
Bさんが「共有」ボタンをクリックします。
「画面」を選択します。
Bさんの画面がAさんに共有されます。
続いて、パソコンの画面を操作できる「制御権」をAさんからBさんに要求します。
Aさんが画面上に表示されている「制御する」ボタンをクリックします。
下記ウィンドウが表示されます。
「制御を要求しますか?発表者が共有しているコンテンツを制御します。」に対して、「リクエスト」をクリックします。
BさんはAさんに制御権を渡します。
「コントロールを要求しています。」に対して、「コントロールを渡す」をクリックします。
以上の操作でAさんがBさんの画面を操作できるようになります。
上記「コントロールの要求」画面ですが、ウィンドウに隠れて、表示されないことがあります。
ウィンドウの後ろに表示していないか確認しましょう。
また、タイムアウトしてしまった場合は、再度Aさんから制御の要求をしてください。
上記の操作で、遠隔操作できるようになりますが、
管理者権限が必要な操作を行おうとすると、遠隔操作ができなくなります。
例えば、パソコンの負荷率を確認しようとタスクマネージャーを起動すると、遠隔操作ができなくなります。
下記はタスクマネージャーを出した直後です。
マウスは動かせますが、クリックしても反応しなくなります。
上記の場合は、一度制御を停止して、再度、制御を要求して操作権を取得します。
管理者権限の操作をすると、操作できなくなることについてですが、
下記の方法を行えば、管理者権限の操作も行うことができます。
画面を共有する側のBさんが、管理者権限でTeamsを起動すると、操作可能となります。
参考情報として、掲載します。
今回は、Teamsで画面共有し、相手の画面を操作する方法について解説しました。