Windows11を使っていて「マウスの動きが速すぎる」「カーソルが思うように動かない」と感じたことはありませんか?
これは「マウス感度」が自分に合っていない可能性があります。マウス感度とは、マウスを動かしたときに画面上のカーソルがどれくらい動くかを示す設定です。
感度の調整次第で、作業効率やゲームプレイの快適さが大きく変わります。
本記事では、Windows11でマウス感度を設定・調整する方法を初心者にもわかりやすく解説します。
マウス感度とは、マウスをどれだけ動かすと画面上のポインターがどれだけ動くかという「動きの感度」のことです。
たとえば、感度が高ければ、マウスを少し動かすだけでカーソルが大きく動きます。逆に感度が低いと、大きく動かしてもカーソルはゆっくりと動きます。
Windowsの設定では「ポインター速度」という名称で表現されており、10段階のバーで設定できます。
また、マウス自体にDPI(Dots Per Inch)というハードウェア側の感度設定がある場合もあり、これと併せて調整することでより自分に合った動きにできます。
Windows11でマウス感度を調整するには、以下の手順で操作します。
実際にマウスを動かしてみて、カーソルの動きが自分の感覚に合っているか確認しながら微調整しましょう。
より細かな設定や、アクセラレーション(加速)を無効にしたい場合は、コントロールパネルから設定するのがおすすめです。
ゲーミングマウスなどでは、マウス自体に「DPI切替ボタン」が搭載されている場合があります。
DPI(dots per inch)は、マウスを1インチ動かしたときにカーソルが何ドット動くかを示します。
たとえば、DPIが400だとゆっくり、1600だと速くカーソルが動くようになります。
Windowsのポインター速度設定と合わせて、DPI設定も最適化すると、思い通りの操作感が得られます。
DPIを変えるには、以下の方法があります。
カーソルが速すぎても疲れやすくなるので、程よい動きが望まれます。
マウスの動きがどうしても思い通りにならない場合は、以下もチェックしてください。
特にゲーミングマウスでは、ドライバーや設定ソフトのインストールが必要なことが多いため、製品の公式サイトを確認してみましょう。
→ マウスパッドが劣化している、DPIが高すぎる可能性あり。
→ DPIが低すぎる、ポインター速度が極端に低いかもしれません。
→ ドライバー不具合、または設定変更後に再起動が必要な場合もあります。
マウス感度は、Windows11の標準設定でも十分に調整できますが、作業内容や目的によって最適な設定は異なります。
特にクリエイティブ作業やゲームプレイでは「自分の手に合う感度」を探すことで、作業効率や快適さが大きく変わります。
ぜひ本記事を参考に、あなたにぴったりのマウス感度を見つけてください。