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Windows10 高速スタートアップの無効化の手順

今回は、Windows10の高速スタートアップの無効化の手順を解説します。

Windows10の高速スタートアップとは

Windowsの高速スタートアップとは、シャットダウン時にメモリやCPUの状態を保存しておき、
再起動時にその状態から復元することで起動時間を短縮する機能です。

通常、Windowsをシャットダウンすると、メモリの内容はすべて消去されます。
そのため、再起動時には、OSやドライバーを読み込み、アプリケーションを起動するなど、起動に
必要な処理をすべて実行する必要があります。これにより、起動に時間がかかることがあります。

高速スタートアップでは、シャットダウン時にメモリやCPUの状態を、休止状態と同じように保存しておきます。
再起動時には、その状態から復元することで、OSやドライバーの読み込みを省略することができます。
これにより、起動時間を短縮することができます。

高速スタートアップは、Windows 8から導入された機能です。Windows 10では、デフォルトで有効になっています。

Window10 高速スタートアップのメリット

高速スタートアップのメリットは、起動時間を短縮できることです。
具体的には、通常のシャットダウンと比べて、約30%程度起動時間が短縮されると言われています。

Window10 高速スタートアップのデメリット

デメリットとしては、下記のようなトラブルが起きる場合があります。

・下記のユーザプロファイルが読み込めず、起動に失敗

・マイクやカメラやマウスが認識しない
https://saiseich.com/os/windows10/shutdown/

高速スタートアップの無効化の手順

高速スタートアップを無効化する方法を説明します。

設定を起動します。

「システム」→「電源とスリープ」に進み、「電源の追加設定」をクリックします。

コントロールパネルが起動します。「電源ボタンの動作を選択する」をクリックします。

「現在利用可能でない設定を変更します」をクリックします。

「高速スタートアップを無効化する」のチェックを外し、「変更の保存」をクリックします。

以上で、高速スタートアップの無効化の方法です。

一度試しに、再起動していつもと起動時間がどのくらいか確認してみましょう。

コマンドで高速スタートアップを無効化する方法

下記のコマンドで高速スタートアップを無効化することができます。

管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。

powercfg /hibernate off

すこし時間がたってから、先ほどのコントロールパネルで見た「高速スタートアップ」のチェックボックスが消えています。

まとめ

本日は、Windows10で高速スタートアップを無効化する手順について紹介いたしました。

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