本日は、バッチファイルやコマンドプロンプト内で使われる変数について解説させていただきます。
変数を知り、変数の扱いに慣れると、プログラミングについて一歩成長できるはずです!
変数とは、値(データ)を入れておく入れ物です。
値は何度でも入れなおすことができます。
また、変数の名前を変数名といいますが、環境変数と呼ばれるWindows10があらかじめ設定している名前は使用できませんが、それ以外は基本的には自由です。
変数を入れることを、プログラムでは、代入っと呼びます。
コマンドはsetというコマンドを使用します。
変数に代入した値を参照するときは,変数名の前後に%を記載します。%変数名%
では、実際に変数の代入と参照を行います。
赤枠部分の説明です。
todayという変数にデータ「saturday」を代入します。
変数todayをecho コマンドにて、代入されているデータ(saturday)を表示します。
黄色の枠の部分の説明ですが、すでに代入済みの変数todayに新しくデータを上書きします。
echo すると上書きされたデータ(sunday)が表示されます。
環境変数について説明します。
コマンドプロンプトにset と入力すると、すでに設定されている環境変数の一覧が取得できます。
コマンドプロンプトから上記環境変数の一つ「HOMEDRIVE」を参照してみます。
コマンドプロンプトに、echo %HOMEDRIVE%と入力します。
「C:」を表示できました。参照できます。
変数とsetコマンドについて説明させていただきました。
これまで紹介したコマンド、set ,for,ifといくつかのコマンドを使うとバッチプログラムはできます。
Windows10 バッチファイルの作り方 if文
Windows10 バッチファイルの作り方 for文
Windows10 よく使うコマンド一覧