今回は、bashの配列について解説します。
配列は、複数の値を一つの変数に格納するための便利な仕組みです。
例えば、ファイル名の一覧、数値の集合などを配列として管理することで、
スクリプトの処理を効率化することができます。
複数の値を一度に代入します。
array=(“apple” “banana” “orange”)
インデックスを指定して代入します。
declare -a array
array[0]=”apple”
array[1]=”banana”
array[2]=”orange”
declare -a で配列を宣言します。
array=(値1 値2 値3) のように、括弧の中に値を並べて代入します。
インデックスは0から始まります。
1番目の要素(インデックス0)へアクセスします。
echo ${array[0]}
appleが出力されます。
全ての要素を出力します。
echo ${array[@]}
apple banana orangeが出力されます。
配列の長さを取得
echo ${#array[@]}
3が出力されます。
要素の追加の方法です。
array+=(“grape”)
末尾に追加されます。
要素の削除の方法です。
unset array[1]
インデックス1の要素を削除されます。
配列の結合の方法です。
array2=(1 2 3)
combined_array=(“${array[@]}” “${array2[@]}”)
apple banana orange 1 2 3が出力されます。
連想配列も使用できます。連想配列は、キーと値のペアでデータを格納します。
declare -A assoc_array
assoc_array[name]=”Taro”
assoc_array日付未入力=30
declare -A で連想配列を宣言します。
キーを指定して値を代入します。
declare -A user_info
ユーザー情報を登録
user_info[user1]=”Taro Yamada”
user_info[user2]=”Hanako Suzuki”
user_info[user1_age]=30
user_info[user2_age]=25
ユーザー名を表示
echo “ユーザー1の氏名: ${user_info[user1]}”
ユーザーの年齢を表示
echo “ユーザー1の年齢: ${user_info[user1_age]}“
実行した結果です。
本日は、bashの配列について解説でした。