Woman typing on a laptop
Pythonは今や、プログラミング初心者からプロフェッショナルまで幅広く使われている人気言語です。特にデータ分析やAI、Web開発といった分野での活用が進んでおり、これから学びたいと考えている人も多いでしょう。そこで今回は、Windows 11にPythonをインストールする具体的な手順について、画像がなくても理解できるよう丁寧に解説します。初めてPythonを扱う方でも安心して進められるように、わかりやすくポイントを押さえて説明していきます。
Python(パイソン)は、読みやすくシンプルな構文が特徴のプログラミング言語です。人工知能やデータ分析、Webアプリ開発など、さまざまな分野で使われています。また、世界中の多くの開発者や研究者から支持されているため、学習教材やライブラリも豊富です。
Pythonを使えば、例えば以下のようなことができます:
それでは、実際にWindows 11にPythonをインストールする手順に進んでいきましょう。
まずは、Pythonの公式サイトにアクセスします。以下のURLをクリックまたはコピーしてブラウザに貼り付けてください。
トップページが表示されたら、画面上部にある「Downloads」タブにカーソルを合わせます。Windowsを使っている場合、ボタンに「Download Python 3.x.x for Windows(バージョン番号)」と表示されているはずです。これをクリックして、インストーラーをダウンロードしましょう。
ダウンロードしたファイル(例:python-3.12.0-amd64.exe
)をダブルクリックして実行します。すると、Pythonのセットアップ画面が表示されます。
ここで重要なポイントがあります。
これにチェックを入れることで、後でコマンドプロンプトからPythonを直接起動できるようになります。チェックを入れたら、「Install Now(今すぐインストール)」をクリックして進みます。
インストールが開始されると、自動的に必要なファイルがコピーされてセットアップされます。数分ほど待つと、「Setup was successful」というメッセージが表示されます。
この画面が出たら、「Close」をクリックしてインストーラーを閉じましょう。
次に、Pythonが正しくインストールされたかを確認します。
python --version
もしくは:
python3 --version
例えば、以下のような表示がされれば成功です:
Python 3.12.0
Pythonには「pip(ピップ)」というパッケージ管理システムが同梱されています。pipを使えば、外部ライブラリを簡単にインストールすることができます。
以下のコマンドでpipのバージョンを確認しましょう。
pip --version
さらに、以下のコマンドでpipを最新版にアップグレードしておくことをおすすめします。
python -m pip install --upgrade pip
Pythonでプロジェクトを進めるときは、仮想環境を使うのがベストプラクティスです。仮想環境とは、プロジェクトごとに独立したPython環境を作る仕組みのことです。
以下のようにして作成できます。
python -m venv myenv
作成した仮想環境を有効にするには、以下のコマンドを使います。
myenv\Scripts\activate
仮想環境を終了するには:
deactivate
→「PATHにPythonを追加」のチェックを入れ忘れた可能性があります。再インストール時にチェックを忘れずに入れましょう。
→以下のように指定して使うことで解決する場合があります。
bashコピーする編集するpython -m pip install ライブラリ名
以上が、Windows11にPythonをインストールするまでの流れです。最初は難しく感じるかもしれませんが、一度インストールしてしまえば、あとは自由にプログラムを書き始めることができます。
また、Pythonは初心者向けの学習サイトや書籍、YouTube動画なども豊富にあります。インストールが完了したら、まずは「print(“Hello, World!”)」から始めてみてください。
次回は、Pythonのエディタ選びや、簡単なプログラムの書き方についても紹介していきます。まずは環境構築、お疲れさまでした!