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今日は何の日?7月6日の記念日・歴史・著名人を一挙紹介

7月6日は、歴史や文化、スポーツにおいて忘れがたい出来事が積み重なった「記念日密度」の濃い一日です。中世の王位継承から、20世紀の科学や人類の進歩、そして現代の社会的事件まで、多様なイベントが刻まれています。本記事では、7月6日にまつわる記念日や歴史的事件、著名人の誕生日・没年などにフォーカスし、その背景と現代への影響を丁寧にひも解きます。


「サラダ記念日」:言葉が文化を育んだ日

1987年5月に歌人・俵万智さんの短歌集『サラダ記念日』が出版され、収録された一句「この味がいいね」と君が言ったから 七月六日はサラダ記念日」が大きな反響を呼びました。この一句により、7月6日は「サラダ記念日」として広く知られるようになりました

「サラダ記念日」は、日本における現代短歌ブームの嚆矢とされ、タイトル語の「記念日」はこの作品を通じて定着。以降、多くの食品関連企業やスーパーがPRに活用する例が見られています 。旬の野菜やサラダ料理をテーマにしたキャンペーンが盛んになる背景には、この一首の影響があると言えるでしょう。


「公認会計士の日」:法制度誕生の節目

7月6日は「公認会計士の日」。これは、1948年(昭和23年)のこの日に「公認会計士法」が制定されたことを契機に、1991年に日本公認会計士協会が制定した記念日です。

企業会計や監査の専門家として、公認会計士は経済活動の透明性や信頼性を支える重要な役割を担います。この記念日は、制度の歴史を振り返るだけでなく、会計倫理やプロフェッションの社会的意義を再確認する機会となっています。


音と文化の響き:「ピアノの日」と「零戦の日」

同じ7月6日は、「ピアノの日」でもあります。1823年にドイツの医師・シーボルトが初めて日本にピアノを持ち込んだことに由来します。これによって、日本でピアノの存在が一般に知られ、やがて音楽文化の普及に貢献しました。

また、第二次世界大戦中の象徴的兵器「零戦」にちなみ、「零戦の日」としても記憶されています 。技術と戦争、文化的な記憶が交錯するこの日は、対極にあるテーマについて思索を促す日とも言えるでしょう。


歴史的背景:モノの発明から戦争まで

中世・近世の王権と戦い

1483年7月6日、リチャード3世がイングランド王に即位しました。黒い伝説とともに語られる彼の王位継承は、後のバラ戦争の混乱につながった重要な出来事です 。

1777年には、アメリカ独立戦争の最中、ブリティッシュがフォート・ティコンデロガを奪取しました 。そして、1348年のペスト禍に際しては、教皇クレメント6世がユダヤ人を非難から守る勅書を発布しました 。

科学の前進と医療史

1885年7月6日、フランスのルイ・パスツールが世界初の狂犬病ワクチンを実用化し、9歳の少年ジョゼフ・マイスターに投与しました 。これは、現代ワクチン医療の嚆矢となったエポック的瞬間です。

第二次世界大戦とその記憶

1942年7月6日、アンネ・フランクと家族がオランダ・アムステルダムの隠れ家に移り、後の『アンネの日記』へとつながります 。

1944年7月6日にはアメリカ・コネチカット州でサーカス会場の火災が発生し、多数の犠牲者が出ました 。そして1945年には、トルーマン大統領が大統領令により「自由メダル(Medal of Freedom)」を創設しています 。


近現代の事件:衝撃と節目

1957年、アメリカのアルシア・ギブソンがウィンブルドン選手権で初の黒人シングルス優勝を果たしました 。これはテニス界における人種の壁を打ち破った歴史的快挙です。

1964年には、アフリカ・マラウイがイギリスから独立しました 。

2013年にはアシアナ航空214便がサンフランシスコ国際空港に着陸失敗し、3名が死亡、181名が負傷する事故が起きました 。

2016年にはアメリカ・ミネソタ州で黒人男性フィランド・キャスティールが警察に射殺され、社会問題として大きな議論を呼んでいます 。

2020年には、当時の米政権が世界保健機関からの脱退を公式に通知しました。後に見直されることとなります 。


著名人の誕生日:リーダーからエンタメまで

7月6日は多くの著名人が誕生した日でもあります。特筆すべきは次の方々です:

  • 第14代ダライ・ラマ(1935‑):チベットの精神的指導者
  • ジョージ・W・ブッシュ(1946‑):第43代アメリカ大統領
  • シルベスター・スタローン(同年)
  • 俳優ケヴィン・ハート(1979‑)
  • NBA選手ザイオン・ウィリアムソン(2000‑)

また、フリーダ・カーロ(1907‑)など、文化・芸術の分野でもその命日に由来がある記念日になっています 。


まとめ:多様性が光る7月6日という日

7月6日は、短歌・制度・音楽・戦争・医療・人権・事故・政治など、多様なフィールドで歴史と記憶が交差する日です。サラダ記念日のように、日常に寄り添った文化的記念日から、医学や政治における重要な転換点まで、深い意味を持つ日として位置付けられます。

毎年この日には、自分にとっての「サラダ記念日」を考えたり、歴史を振り返って社会の進歩と課題を再認識するのもまた良いのではないでしょうか。

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