葬儀のあと、関係者へ事後報告を行うことは大切なマナーです。葬儀に参列できなかった方や日頃からお世話になっている方に対して、感謝の気持ちや葬儀終了の報告を伝えることで、ご遺族の誠意が伝わります。本記事では、葬儀事後報告の目的や基本構成、注意点を解説しながら、ビジネス関係・親戚・友人向けなど具体的な例文を紹介します。
葬儀事後報告とは、葬儀が無事に執り行われたことを関係者に伝える挨拶文のことです。一般的には、参列の案内を出せなかった方や、葬儀後に改めて報告をする必要がある方に向けて送ります。特に近年は家族葬が増え、葬儀に招かないケースも多いため、葬儀終了後に事後報告を行うのが一般的になっています。
この報告を行うことで、相手に不安や不信感を与えず、故人との関係を丁寧に締めくくることができます。
葬儀事後報告は、以下のような構成でまとめると失礼がありません。
この流れを押さえておけば、格式を保ちながらも気持ちのこもった報告が可能です。
取引先や上司に送る場合は、礼儀を重視した形式的な文面が求められます。
例文
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、先般ご通知申し上げました故○○の葬儀につきましては、去る〇月〇日に滞りなく相済ませましたことをご報告申し上げます。
ご多忙中にもかかわらずご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。
敬具
親族の場合は、形式を守りつつもやや柔らかい表現で伝えます。
例文
拝啓 寒さ厳しき折、皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。
さて、先日ご連絡申し上げました故○○の葬儀は、家族葬にて〇月〇日に執り行いましたことをご報告申し上げます。
ご厚誼を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。
敬具
友人には、感謝を伝える率直で簡潔な文面がふさわしいでしょう。
例文
皆様には日頃よりご厚情を賜り、深く感謝申し上げます。
このたび、故○○の葬儀につきまして、去る〇月〇日に家族のみにて相済ませましたことをご報告いたします。
生前のご厚誼に厚く御礼申し上げます。
葬儀後の事後報告は、遺族の誠意を示す大切な場面です。相手との関係性に応じて文面を調整し、感謝の気持ちを丁寧に伝えることが大切です。本記事で紹介した例文やExcelテンプレートを活用することで、形式に沿った失礼のない報告が可能になります。