衆議院選挙は、日本の政治を左右する非常に重要な選挙です。
しかし実際の投票所では、「投票用紙には何を書けばいいの?」「名前と政党名を間違えたらどうなる?」「国民審査は◯を付けるの?」と戸惑う人も少なくありません。
せっかく投票所に足を運んでも、書き方を誤ってしまうと無効票になる可能性があります。
この記事では、初めて投票する方や久しぶりに選挙へ行く方でも安心できるよう、小選挙区用・比例代表用・最高裁裁判官の国民審査の投票用紙の書き方を、順を追って丁寧に解説します。
衆議院選挙では、投票所で次の3種類の投票を行います。
それぞれ投票用紙の色・書き方・意味が異なります。
同じ感覚で書いてしまうとミスにつながるため、1つずつ正しく理解しておきましょう。
小選挙区選挙は、自分が住んでいる選挙区から1人の候補者を選ぶ選挙です。
小選挙区の投票用紙には、
候補者1人の「氏名」を書きます。
政党名ではありません。
必ず「人の名前」を書くのがルールです。
これらは無効票になる可能性が高いので注意が必要です。
比例代表選挙は、政党(または政治団体)を選ぶ選挙です。
小選挙区とは考え方がまったく異なります。
比例代表の投票用紙には、
政党名または政治団体名を書きます。
候補者個人の名前を書いてはいけません。
比例代表は、政党の得票数に応じて議席が配分される仕組みです。
そのため、「誰を応援しているか」ではなく、「どの政党を支持するか」を書く点が最大の特徴です。
混乱しやすいので、ここで一度整理します。
この2点を覚えておけば、投票所で迷うことはほぼありません。
衆議院選挙と同時に行われるのが、最高裁判所裁判官国民審査です。
これは、最高裁判所の裁判官がふさわしいかどうかを、国民が直接判断する制度です。
国民審査の投票用紙には、複数の裁判官の名前が並んでいます。
それぞれの名前の横に、記入欄があります。
国民審査の投票方法はとてもシンプルです。
「◯を書く」「全員に×を書く」といった必要はありません。
何も書かない=全員を信任するという扱いになります。
すべての投票に共通する注意点も押さえておきましょう。
投票所の係員に質問することも可能なので、迷ったら遠慮せず聞きましょう。
投票は「意思表示」です。
正しく書かれていなければ、その意思は反映されません。
この3点を覚えておくだけで、無効票になるリスクは大きく下がります。
選挙は義務ではありませんが、権利です。
書き方がわからないという理由で投票をあきらめるのは、とてももったいないことです。
正しい書き方を知ることで、不安なく、堂々と一票を投じることができます。
衆議院選挙の投票用紙は、一見すると難しそうですが、ポイントを押さえれば決して複雑ではありません。
この基本を理解しておけば、初めての方でも安心して投票できます。
あなたの一票は、日本の未来を形づくる大切な意思表示です。
ぜひ自信を持って、正しい書き方で投票に臨んでください。