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四十九日の案内状の書き方と例文|心を込めた文面でご案内を

四十九日法要は、故人を偲び、親しい方々と共に供養を行う大切な機会です。
参列者に失礼のないよう、適切な言葉遣いと格式を守った案内状を送ることが大切です。

しかし、いざ文面を考えるとなると、「どのように書けばよいか」「どの言葉を使えば失礼がないか」など迷うことも多いでしょう。
本記事では、四十九日の案内状の基本的な構成、注意点、例文をご紹介します。

これから案内状を準備する方の参考になれば幸いです。


四十九日の案内状の基本構成

四十九日の案内状には、以下のような構成で記載すると分かりやすく、丁寧な印象になります。

  1. 冒頭の挨拶(故人が逝去したことと、参列への感謝)
  2. 四十九日法要のご案内(日時・場所・会食の有無など)
  3. 香典・供物の扱いについて(辞退する場合は明記)
  4. 返信のお願い(出欠確認が必要な場合)
  5. 締めの挨拶(参列への感謝と、今後のご厚情のお願い)

四十九日の案内状を書く際の注意点

四十九日の案内状を書く際には、以下のポイントに注意しましょう。

1. 簡潔かつ丁寧な言葉遣いを心掛ける

長すぎる文章は読みにくくなりますので、必要な情報を簡潔にまとめることが大切です。

2. 忌み言葉は避ける

「重ね重ね」「たびたび」などの重複表現は、不幸が重なることを連想させるため避けましょう。

3. 香典や供物の扱いを明記する

香典や供花を辞退する場合は、事前に記載しておくと相手が迷わずに済みます。

4. 返信方法を記載する

出欠確認が必要な場合は、電話やメールでの返信をお願いする旨を明記しましょう。


四十九日の案内状の例文

例文①:一般的な四十九日法要の案内状

件名:四十九日法要のご案内

拝啓
寒さ厳しき折、皆様におかれましてはご清祥のことと存じます。

さて、去る〇月〇日に亡くなりました〇〇(故人の名前)の四十九日法要を下記の通り執り行うこととなりました。
つきましては、ご多忙の折とは存じますが、ご都合がよろしければご参列賜りますようお願い申し上げます。


日 時:〇月〇日(〇曜日)〇時〇分より
場 所:〇〇〇〇(住所・電話番号)
会 食:〇〇(会食の有無を記載)
香典・供物:誠に勝手ながらご辞退申し上げます。

恐れ入りますが、〇月〇日までにご出欠のご連絡をお願い申し上げます。

敬具

〇〇〇〇(差出人名)


例文②:家族のみで執り行う場合の案内状

件名:四十九日法要についてのご報告

拝啓
厳冬の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

さて、このたび亡き〇〇(故人の名前)の四十九日法要を、家族のみで執り行うこととなりました。
本来であれば皆様にもご案内すべきところではございますが、諸般の事情により、誠に勝手ながら近親者のみで執り行うことといたしました。

生前賜りましたご厚情に深く感謝申し上げますとともに、今後とも変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。

敬具

〇〇〇〇(差出人名)


例文③:コロナ禍などで参列を控えてもらう場合

件名:四十九日法要についてのご案内

拝啓
春寒の候、皆様にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。

さて、〇〇(故人の名前)の四十九日法要につきまして、本来であれば皆様にお集まりいただき、共に供養を行うべきところですが、感染症拡大の状況を鑑み、誠に勝手ながら近親者のみで執り行うことといたしました。

つきましては、心の中で故人を偲んでいただけますと幸いに存じます。

皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

敬具

〇〇〇〇(差出人名)


四十九日法要の案内を送る際のマナー

案内状を送る際には、以下の点を意識するとより丁寧です。

  • 送るタイミング
    • 四十九日の2〜3週間前には届くように手配しましょう。
  • 送付方法
    • 郵送が一般的ですが、親しい関係であればメールやLINEで送ることも可能です。
  • 宛名の書き方
    • 会社関係の方には「〇〇様」、親族には「〇〇さん」と使い分けましょう。

まとめ

四十九日の案内状は、故人を偲ぶ大切な場に招くための大事な書面です。
参列者が迷わないよう、日時・場所・会食の有無などの必要事項を明確に伝え、心を込めて作成しましょう。

また、状況に応じた文面を選ぶことも重要です。
本記事の例文を参考に、適切な案内状を作成してください。

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