久しぶりの再会を楽しみにしている同窓会。
その第一歩となる「案内文」は、幹事としての心配りや開催の雰囲気を伝える大切な役割を持っています。
しかし、いざ文章を書くとなると「どこまで丁寧に書くべき?」「カジュアルでも大丈夫?」と悩むことも多いはずです。
この記事では、同窓会の案内文の書き方のポイントや注意点、実際に使える例文を目的別にご紹介します。
幹事初心者の方でも安心して書けるよう、わかりやすくまとめました。
メールやLINE、はがきなど、さまざまな形式で使える文例をお届けします。
同窓会の案内文は、単に開催日時と場所を伝えるだけでなく、「行きたい」と思ってもらうためのきっかけ作りです。
心を引く書き出しや、懐かしい思い出への共感、そして幹事としての丁寧な心配りが、参加率にも大きく関わります。
また、参加を迷っている人にとって、案内文の雰囲気が「行ってみよう」と思わせる決め手になることもあります。
そのため、丁寧さ・誠実さ・分かりやすさの3点が重要です。
案内文を書くときに意識したいポイントは以下の通りです:
また、SNSやLINEグループでの連絡の場合も、文章の丁寧さを心がけることで、誠実な印象を与えられます。
以下は、メールで送る場合の同窓会案内文の一例です。
件名:〇〇高校〇期生 同窓会のご案内(〇年〇月開催)
〇〇高校〇期卒業のみなさまへ
お元気でお過ごしでしょうか?
久しぶりに旧友と顔を合わせ、楽しいひとときを過ごしませんか?
このたび、〇〇年ぶりに同窓会を開催する運びとなりました。
以下の通りご案内申し上げますので、ぜひご参加いただければ幸いです。
【日時】〇〇年〇月〇日(土) 18:00〜
【会場】〇〇ホテル2F「〇〇の間」
(住所:東京都〇〇区〇〇〇-〇〇)
【会費】男性 8,000円/女性 6,000円(当日受付にてお支払いください)
【申込締切】〇月〇日(金)まで
【返信方法】このメールに返信、または幹事〇〇(連絡先:〇〇)までご連絡ください
懐かしい笑顔に出会えるのを楽しみにしております。
幹事一同、心よりお待ちしております。
幹事代表:〇〇(連絡先:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇)
気軽に声をかけたい場合には、LINEグループなどで次のような文面も使えます。
【お知らせ📣】
みんな元気〜?
久々に集まりたくて、同窓会を企画しました!
ざっくばらんにおしゃべりして、懐かしい時間を過ごせたらと思ってます😊
📅 日時:〇月〇日(土)18:00〜
📍 場所:〇〇(駅近の居酒屋「〇〇」)
💰 会費:4,000円くらい
📩 参加できそうな人は〇月〇日までにこのLINEに返信してね!
幹事:〇〇、〇〇
何か聞きたいことあったら気軽に聞いてください!
卒業から時間が経っている場合や、年齢層が高い場合はハガキ形式が適しています。
拝啓 〇〇の候、皆さまにおかれましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
このたび、〇〇高校〇期生による同窓会を開催することとなりました。
お忙しい時期とは存じますが、久しぶりの再会を楽しみに、ぜひご出席賜りますようお願い申し上げます。
日時:〇〇年〇月〇日(日) 13時〜
会場:〇〇会館 〇階「〇〇の間」
会費:7,000円(当日ご持参ください)
出欠:同封の返信ハガキにて、〇月〇日までにご返送ください
皆さまにお会いできるのを心より楽しみにしております。
略儀ながら書中をもちましてご案内申し上げます。
敬具
幹事:〇〇〇〇(連絡先:〇〇〇-〇〇〇〇)
案内文の最後や文中に、次のような一言を添えると、親しみやすさが伝わります。
案内文を送ったあとも、参加希望の有無を再確認したり、返信が来ていない人にリマインドの連絡をしたりといったフォローが重要です。
特にメールやLINEでは見落としも多いので、丁寧な確認を心がけましょう。
同窓会の案内文は、再会への橋渡しです。
文章に丁寧さや気遣いを込めることで、読み手も「行ってみようかな」と感じるものです。
今回ご紹介した例文をベースに、あなたらしい言葉を添えて、思い出に残る集まりを演出してください。
一人でも多くの笑顔に出会える、素敵な同窓会になりますように。