7月は全国的に夏本番を迎える季節です。海開きや夏祭りなど、旅行気分を盛り上げるイベントも各地でスタートします。とはいえ、梅雨の影響や猛暑が気になる月でもあります。そこで今回は「7月に行きたい国内旅行先ランキングTOP10」をテーマに、涼しさや見どころ、アクセスの良さなどを踏まえて、2025年夏におすすめの旅行先を厳選しました。避暑地や絶景スポット、家族連れでも楽しめる観光地など、あなたの夏旅のヒントになる情報をたっぷりご紹介します。
7月の北海道といえば、なんといっても富良野のラベンダー畑が有名です。気温は東京より10度近く低い日もあり、爽やかな空気に包まれた大地で、紫一面の花畑を眺めれば、心身ともにリフレッシュできます。
おすすめスポットは「ファーム富田」。一面に咲くラベンダーと、丘の向こうに広がる十勝岳連峰のコントラストが美しく、写真映えも抜群です。アクセスは札幌や旭川から電車・バスで行けるので、公共交通でも安心して旅できます。
長野県の上高地は、標高約1500mに位置する山岳リゾート。7月は新緑が美しく、川や池の水も澄んでおり、暑さから逃れて自然に浸れる絶好の時期です。
ハイキング初心者でも楽しめる「河童橋」周辺の散策コースや、穂高連峰を望む「大正池」は、写真愛好家にも人気。宿泊するなら山のリゾートホテルや温泉旅館も充実しています。マイカー規制があるため、公共交通の利用がおすすめです。
梅雨明けが早い沖縄は、7月がベストシーズンのひとつ。中でも古宇利島は、透明度の高い海と、長く美しい橋で知られ、レンタカーで手軽に行けるアクセスの良さも魅力です。
シュノーケリングやビーチアクティビティを楽しむもよし、島のカフェで海を眺めながらのんびり過ごすもよし。夏らしさを満喫したい方におすすめの旅先です。
7月の京都では、日本三大祭りの一つ「祇園祭」が開催されます。特に17日と24日の「山鉾巡行」は圧巻で、豪華な装飾が施された山鉾が市街地を練り歩く光景は一見の価値あり。
夜の「宵山」では、浴衣で歩く人々と提灯の灯りが幻想的な雰囲気を醸し出します。暑さ対策をしつつ、京都の夏文化に触れてみましょう。市バス・地下鉄での移動が便利です。
青森県の奥入瀬渓流は、緑に包まれた涼しげな風景と澄んだ水音が魅力。特に7月は、青々とした木々が美しく、気温も比較的低いため、夏の避暑地として人気があります。
渓流沿いには遊歩道が整備されており、軽いトレッキングや森林浴に最適です。近くには十和田湖もあり、1泊2日のプランでのんびり旅を楽しめます。
本土からフェリーやジェットフォイルで行ける壱岐(いき)は、穴場の離島リゾート。透明度の高い海と穏やかな雰囲気が魅力です。
壱岐牛やウニなどのグルメも充実しており、海水浴とセットで堪能できます。島内は車があった方が便利ですが、レンタサイクルで回るのもおすすめです。静かで非日常な旅をしたい方にぴったりです。
世界遺産「日光東照宮」や「華厳の滝」など、見どころ満載の日光は7月にも人気です。標高が高いため、都心よりも過ごしやすく、避暑にも最適。
周辺には温泉地も点在しており、旅館でゆっくり過ごすことも可能。東京から電車で2時間ほどのアクセスも魅力です。
「日本最後の清流」とも称される四万十川は、カヌーやラフティングなどのアウトドアアクティビティが盛んです。7月は水遊びが気持ちよく、子ども連れにも人気のエリアです。
また、沈下橋と呼ばれる橋や、地元グルメ・鰹のたたきも旅の楽しみのひとつ。自然の中でのんびり過ごす休日におすすめです。
冬はスキーで有名な越後湯沢ですが、夏は高原リゾートとしても人気があります。ロープウェイに乗って山頂へ行くと、涼しくて美しい自然に包まれます。
近くには酒蔵や温泉街もあり、グルメとリラクゼーションを両方楽しめるのが魅力です。東京から新幹線で約1時間半とアクセス抜群です。
山形県の銀山温泉は、大正ロマンを感じさせる木造旅館が並ぶ美しい温泉街。夏の夕暮れには、ガス灯が灯り幻想的な雰囲気に。
7月は新緑が美しく、暑さも比較的やわらかいため、ゆったりとした滞在にぴったり。温泉で癒されながら、昔ながらの日本を感じる旅ができます。
7月の旅行先選びでは、暑さを避けられる場所、自然を満喫できる場所、そしてその時期ならではのイベントがある場所が人気です。
今回ご紹介した10のスポットは、それぞれに魅力があり、どこを選んでも夏の思い出をしっかり作れる旅先です。計画は早めに、宿や交通機関の手配を忘れずに。ぜひ今年の夏は、自分にぴったりの国内旅行を楽しんでみてください。