Androidアプリをスマホで動かす!実機テストとGoogle Play公開手順

ここまでで「環境構築」「画面設計」「イベント処理」「データ保存」と、Androidアプリ開発の基礎を一通り体験してきました。いよいよ最後のステップは、完成したアプリを実際のスマホで動かし、さらに公開する手順です。

アプリを動かす方法は大きく分けて2つあります。

  • Android Studioの エミュレーター を使う方法
  • 実際の スマホ(実機) にインストールしてテストする方法

そして、完成度を高めたアプリは Google Play ストア で公開できます。

この記事では、アプリをスマホで動かすための具体的な手順と、Google Play公開までの流れをわかりやすく解説します。


エミュレーターでアプリをテストする

エミュレーターは、PC上に「仮想スマホ」を作ってアプリを動かす仕組みです。Android Studioに標準搭載されているため、誰でも利用できます。

エミュレーターの準備

  1. Android Studioを起動
  2. 上部メニューから Tools → Device Manager を選択
  3. Create Virtual Device をクリック
  4. スマホ機種(Pixel 6など)を選択
  5. Androidのバージョンを選び、ダウンロードしてインストール
  6. Finish を押すとエミュレーターが追加されます

アプリを起動する

  1. Android Studioでプロジェクトを開く
  2. 右上の実行ボタン(▶)をクリック
  3. エミュレーターを選択すると、仮想スマホが起動
  4. アプリが自動でインストールされ、起動します

💡 メリット

  • さまざまな機種・画面サイズで確認可能
  • USB接続不要

💡 デメリット

  • PCの性能に依存(重い)
  • カメラやGPSなど一部機能は実機より制限あり

実機でアプリを動かす(USB接続)

次はスマホに直接インストールして試す方法です。こちらの方が「本番に近い動作確認」ができます。

スマホ側の準備

  1. 開発者オプションを有効化
    • 設定 → 端末情報 → 「ビルド番号」を7回タップ
    • 「開発者向けオプション」が有効になります
  2. USBデバッグをON
    • 設定 → システム → 開発者向けオプション → USBデバッグをON

PC側の準備

  1. スマホをUSBケーブルで接続
  2. スマホに「USBデバッグを許可しますか?」と表示されたら「許可」を選択
  3. Android Studioで実行ボタン(▶)を押し、接続したスマホを選択

これでアプリがスマホにインストールされ、実際の動作を確認できます。

💡 実機テストで確認すべきこと

  • タップやスワイプ操作が正常に反応するか
  • 保存データが正しく残っているか
  • 通信やカメラなど、実機特有の機能が動くか
  • バッテリーやメモリ消費が激しくないか

アプリを配布する方法(公開前の共有)

「仲間に試してもらいたい」という場合、Google Playに公開せず配布する方法もあります。

APKファイルの作成

  1. Android Studioで Build → Build Bundle(s) / APK(s) → Build APK(s) を選択
  2. 数分後、「APKが生成されました」と通知が出る
  3. app/build/outputs/apk/debug フォルダにファイルが出力されます

APKをインストール

  • USB転送やメールでスマホに送る
  • スマホで「提供元不明のアプリを許可」してインストール

💡 ただし、この方法はあくまでテスト用です。本格的に配布するならGoogle Playに公開しましょう。


Google Playにアプリを公開する流れ

アプリを世界中に配布するには、Google Play Consoleを使って公開します。

1. デベロッパーアカウントの登録

  • Google Play Consoleにアクセス
  • 登録料 25ドル(約3,000円) を支払い
  • 開発者としてアカウントを作成

2. アプリの準備

  • アプリ名(タイトル)
  • アイコン(512×512px)
  • スクリーンショット(スマホ画面のキャプチャ)
  • 説明文(短文・長文)
  • プライバシーポリシーURL(必須)

3. アプリファイルのアップロード

  • Play Consoleから「新しいアプリを作成」
  • .aab(Android App Bundle) をアップロード
  • 必要な情報を入力

4. テスト配布

  • 内部テスト(自分だけ)
  • クローズドテスト(指定メンバーのみ)
  • オープンテスト(誰でも参加可能)

5. 公開申請

  • コンテンツレーティング(年齢区分)
  • 配布地域の設定
  • Googleの審査を受ける
  • 通常1~3日で公開

公開後にやるべきこと

アプリを公開したら終わりではありません。ユーザーに使ってもらい、改善を繰り返すことが重要です。

  • レビューの確認:不具合や要望をチェック
  • クラッシュレポートの確認:バグを修正
  • アップデートの配信:機能追加や改善を行う
  • マーケティング:SNSやブログで宣伝する

まとめ

今回は、Androidアプリを 実際にスマホで動かす方法と公開手順 を解説しました。

  • エミュレーター:PC上で仮想スマホを起動
  • 実機テスト:USB接続して本物のスマホで確認
  • APK配布:テスト用に仲間と共有可能
  • Google Play公開:世界中に配布できる

これで「はじめてのAndroidアプリ開発」シリーズは完結です。
環境構築からHello World、UI設計、イベント処理、データ保存、そして公開まで、一通りの流れを体験できました。

アプリ開発は奥が深いですが、一歩一歩進めば確実に形になります。ぜひ、この記事をきっかけに自分だけのオリジナルアプリを作り、世界に公開してみてください。

upandup

Web制作の記事を中心に、暮らし、ビジネスに役立つ情報を発信します。 アフィリエイトにも参加しています。よろしくお願いいたします。