営業メールの書き方と例文10選|ビジネスで成果を出すメール術

営業メールは、ビジネスチャンスをつかむための大切なツールです。
しかし、「どう書けば相手の心に響くのか」「テンプレート通りでいいのか」と悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、営業メールの基本構成から、シーン別の具体的な例文まで、実践的な内容をわかりやすく紹介します。
初めて営業メールを送る方も、成果が出にくいと感じている方も、この記事を読めば自信をもって書けるようになります。


営業メールを書くときの基本構成

営業メールには押さえるべき基本的な構成があります。以下の順で書くと、相手に伝わりやすくなります。

  1. 件名:メールを開いてもらうための第一関門。具体的かつ簡潔に。
  2. 宛名:相手の名前を正確に。企業名も忘れずに。
  3. 自己紹介:簡潔に自社や自分の紹介を。
  4. 要件の説明:提案や依頼など、メールの目的を明確に。
  5. メリット提示:相手にとっての利点を示す。
  6. 行動喚起(CTA):資料請求、打ち合わせ依頼など、次のアクションを誘導。
  7. 締めの挨拶:丁寧な言葉で締める。
  8. 署名:連絡先・所属・名前を明記。

営業メールの注意点とマナー

営業メールは、「売り込みすぎない」ことが大切です。以下の点を意識しましょう。

  • 長文になりすぎない
  • 相手の業務時間帯を配慮して送信
  • 件名は明確に
  • 自社のメリットだけでなく、相手のメリットを強調
  • 添付ファイルは最小限に

相手がメールを読んだときに「この人は信頼できそう」と思える内容を目指しましょう。


営業メールの例文10選

新規取引をお願いする営業メール例

件名:業務効率化につながるシステム導入のご提案

〇〇株式会社
営業部 〇〇様

突然のご連絡を失礼いたします。株式会社〇〇の〇〇と申します。
弊社では、中小企業様向けの業務効率化システム「△△」を提供しております。
貴社の業務内容を拝見し、大きく生産性の向上に貢献できるのではと考え、ご提案させていただきました。
ご関心がございましたら、資料をお送りさせていただきますので、ぜひご一報くださいませ。
何卒よろしくお願いいたします。


資料送付を伴う営業メール例

件名:〇〇の導入事例をまとめた資料をお送りします

〇〇株式会社
〇〇様

いつもお世話になっております。株式会社〇〇の〇〇です。
先日お話しさせていただいた業務改善システム「〇〇」の導入事例をまとめた資料を添付いたします。
ご多用のところ恐縮ですが、ご確認いただけますと幸いです。
ご不明点がありましたら、お気軽にご連絡ください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


イベントへのお誘い営業メール例

件名:【無料セミナー】業務改善に役立つ最新ツールのご紹介

〇〇株式会社
〇〇様

平素より大変お世話になっております。株式会社〇〇の〇〇でございます。
この度、業務改善に関する無料オンラインセミナーを開催いたします。
実際の導入事例や業界の最新動向を共有する貴重な機会となっております。
ご都合が合いましたら、ぜひご参加いただけますと幸いです。
詳細は以下リンクよりご確認ください。
https://〜〜〜
何卒よろしくお願いいたします。


アポイント獲得を狙った営業メール例

件名:〇〇のご提案について一度お話しさせていただけませんか?

〇〇株式会社
〇〇様

お世話になっております。株式会社〇〇の〇〇と申します。
弊社では、御社の〇〇業務に対して有効な解決策をご提案できると考えております。
もしよろしければ、30分程度お時間をいただけないでしょうか。
ご都合のよい日時がありましたら、いくつか候補をお送りいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。


反応がない相手へのリマインドメール例

件名:先日のご提案についてのご確認

〇〇株式会社
〇〇様

先日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。
お送りしたご提案について、ご検討いただけましたでしょうか。
ご質問やご不明点がありましたら、お気軽にご連絡いただけますと幸いです。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。


既存顧客へのアップセル営業メール例

件名:〇〇様向け新プランのご提案

〇〇株式会社
〇〇様

いつもお世話になっております。株式会社〇〇の〇〇です。
このたび、既存のお客様向けに特別価格でご利用いただける新プランをご用意しました。
貴社のご利用状況から、コスト削減とさらなる業務改善が期待できます。
詳細をご希望でしたら、お気軽にお申し付けください。
引き続きよろしくお願いいたします。


季節の挨拶を添えた営業メール例

件名:夏季のご挨拶とご提案の件

〇〇株式会社
〇〇様

暑中お見舞い申し上げます。
いつも大変お世話になっております。株式会社〇〇の〇〇でございます。
本日は、季節のご挨拶とともに、新たな提案をお届けいたします。
現在、〇〇分野での支援実績が増えており、貴社にとっても有益な内容かと存じます。
詳細は別途資料にてご説明いたします。何卒ご検討のほどお願いいたします。


営業メールのお礼返信例

件名:Re: ご提案について

〇〇株式会社
〇〇様

お世話になっております。株式会社〇〇の〇〇です。
ご丁寧なご提案メールをいただき、誠にありがとうございます。
内容を拝見し、非常に興味深く思っております。
社内でも検討させていただき、改めてご連絡いたしますので、引き続きよろしくお願いいたします。


紹介を通じた営業メール例

件名:〇〇様よりご紹介いただきました件について

〇〇株式会社
〇〇様

突然のご連絡失礼いたします。〇〇様よりご紹介いただきました、株式会社〇〇の〇〇と申します。
弊社では、〇〇業界において〇〇の支援を行っております。
貴社にもご紹介したい内容がございますので、一度お話しする機会をいただければ幸いです。
ご多用のところ恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。


営業メールのクロージング例(最後の一押し)

件名:〇〇の件、ぜひご検討いただければと存じます

〇〇株式会社
〇〇様

度重なるご連絡を失礼いたします。株式会社〇〇の〇〇です。
ご提案についてご不明な点などはございませんでしたでしょうか。
ご関心をお持ちいただけた場合は、ぜひご一報ください。
貴社にとって価値あるご提案になると確信しております。
今後ともよろしくお願いいたします。


まとめ

営業メールは、誠意と分かりやすさが何より大切です。
相手の立場に立ち、メリットを伝え、次の行動につながるように工夫しましょう。
今回紹介した例文をベースに、自社や相手の状況に合わせてアレンジすれば、きっと成果が見えてくるはずです。
営業メールは「数撃ちゃ当たる」ではなく、「一通一通を丁寧に」が成功のカギです。

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