返信催促メールの例文|失礼なく返事を促すメール術

ビジネスにおいて、相手からの返信がなかなか来ないと困ってしまうことは多いものです。
しかし、催促の仕方を間違えると、相手に不快感を与えてしまうリスクもあります。
この記事では、失礼なく返信を催促するメールの書き方について、実用的な例文を交えながらわかりやすく解説します。
スマートに催促するためのポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


返信催促メールを送るタイミングとは?

返信を催促するタイミングはとても重要です。
通常、ビジネスメールでは送信後2〜3営業日たっても返信がない場合、軽くリマインドするのが一般的です。
ただし、相手の繁忙期や大型連休後などは、少し長めに待つ配慮も大切です。
催促のタイミングを誤ると、焦らせたり不快にさせたりする可能性があるため、状況をよく見極めることがポイントです。


催促メールで気をつけるべきマナー

催促メールは、あくまで「確認・リマインド」というスタンスで送るのがマナーです。

  • 相手を責める表現は避ける
  • 自分の都合だけを押し付けない
  • 返信を急かしすぎない
    といった配慮が必要です。
    「念のためご確認いただけますと幸いです」「お手すきの際にご対応いただけますでしょうか」といった柔らかい表現を心がけましょう。

返信催促メールを書くときの構成ポイント

催促メールは、以下の構成で書くと自然です。

  1. 最初に軽い挨拶
  2. 以前送ったメールについて簡単に触れる
  3. 要件(返信をお願いする旨)を端的に伝える
  4. 相手への配慮の言葉を添える

特に「要件は簡潔に」「結論を先に」意識すると、読み手にとっても親切なメールになります。


返信催促メール例文【状況別10選】

ここからは、実際のシチュエーション別に使える返信催促メールの例文を紹介します。
どの例文も、柔らかく、失礼にならないよう配慮していますので、ぜひ使い回してください。


【例文1】商談の打ち合わせ日程調整に対して返信がない場合

件名:打ち合わせ日程についてのご確認

本文:
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇株式会社の△△です。

先日ご提案させていただきました打ち合わせ日程について、念のためご確認させていただきたくご連絡いたしました。
ご都合のよろしい日時をお知らせいただけますと幸いです。

お忙しいところ恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。


【例文2】資料提出依頼に対して返信がない場合

件名:資料ご提出の件につきまして

本文:
〇〇様

いつも大変お世話になっております。
〇〇株式会社の△△です。

先日ご依頼いたしました資料につきまして、ご確認のためご連絡差し上げました。
もし既にご対応いただいておりましたら失礼いたしました。
お手すきの際にご返信いただけますと幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。


【例文3】見積依頼に対して返信がない場合

件名:お見積書のご送付について

本文:
〇〇様

お世話になっております。
〇〇株式会社の△△です。

先日お願いしましたお見積書について、念のためご連絡差し上げました。
ご多忙のところ恐縮ですが、ご対応状況についてご一報いただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。


【例文4】面談日程調整の催促

件名:面談日程についてのご確認

本文:
〇〇様

お世話になっております。
△△株式会社の□□です。

先日ご連絡いたしました面談日程の件について、念のためご確認のためご連絡させていただきました。
ご都合の良い日程をお知らせいただけますと助かります。

どうぞよろしくお願いいたします。


【例文5】採用選考結果の返信がない場合

件名:選考結果のご確認について

本文:
〇〇様

いつも大変お世話になっております。
△△株式会社の□□でございます。

先日受験させていただきました選考結果について、恐れ入りますがご確認のためご連絡差し上げました。
ご多忙かと存じますが、ご状況をお知らせいただけますと幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。


【例文6】契約書の返送について催促する場合

件名:契約書ご返送のお願い

本文:
〇〇様

お世話になっております。
△△株式会社の□□です。

先日お送りいたしました契約書について、念のためご確認させていただきました。
ご返送状況についてご一報いただけますと幸いです。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。


【例文7】会議資料の準備状況を確認する場合

件名:会議資料のご準備について

本文:
〇〇様

お世話になっております。
△△株式会社の□□でございます。

来週の会議に向けてお願いしておりました資料について、進捗状況をお伺いできればと存じます。
お忙しいところ恐縮ですが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。


【例文8】問い合わせ対応の返信がない場合

件名:お問い合わせの件につきまして

本文:
〇〇様

お世話になっております。
△△株式会社の□□です。

先日ご連絡いたしましたお問い合わせの件について、進捗状況をご教示いただけますと幸いです。
ご多忙のところ恐縮ではございますが、よろしくお願いいたします。


【例文9】支払い確認の催促メール

件名:お支払い状況のご確認

本文:
〇〇様

いつも大変お世話になっております。
△△株式会社の□□です。

先日ご案内させていただきました請求分につきまして、念のためお支払い状況のご確認をお願い申し上げます。
すでにお手続きいただいておりましたらご容赦ください。

何卒よろしくお願いいたします。


【例文10】提案内容への返信がない場合

件名:ご提案内容についてのご確認

本文:
〇〇様

お世話になっております。
△△株式会社の□□です。

先日ご提案させていただきました件につきまして、念のためご確認のご連絡を差し上げました。
ご検討状況について、お手すきの際にご返信いただけますと幸いです。

引き続きよろしくお願いいたします。


まとめ

返信催促メールは、タイミング言葉選びが非常に大切です。
相手を責めるのではなく、「念のため」「ご多忙とは存じますが」といった配慮をしながら、自然にリマインドするよう意識しましょう。
この記事の例文を参考に、ぜひビジネスの現場で役立ててください。

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